2014年10月27日

Lonely Planet Japan

こんにちは。久しぶりのブログです。

今年は円安効果も影響して訪日外国人観光客数が史上最高を更新しているそうですね。彼らは、有名な観光地というより世界中で日本にしかない場所に大いに興味があるそうです。たとえば東京の築地の市場、谷中根津のような古い下町の路地、あるいはニホンザルが入る温泉は彼らに超人気だそうです。またSNS やブログなど口コミで高評価のお店の食べ歩も目玉だそうです。それだけ日本は美食の国といえますよね。

その彼らの多くのガイドブックの定番といえば今も昔も『Lonely Planet』です。


かなり使い込んじゃってます。通訳ガイド試験の勉強に使いました。

この版の佐賀県のチャプターでは西有田の『十八夜祭り』が大きく見開きで取り上げられてます。この小さな夏祭りがほかの有名お祭りを小さな枠に追いやってまで取り上げられたことは、いかに記者がこの祭りを気に入ったかを物語ってます。つまり、よくある超有名な(世界遺産的な)名所旧跡案内書などではなく記者の個人判断でこのガイドブックは編集されてるのではないか。読者もそれを求めている。当然これを読んだ外国人はこの小さな祭り集まってくる次第です。

(下のほう3分の一見開きが十八夜祭りについてです。)

----これはひとつの例ですが外国人の個人の目線であたらしい日本の魅力を知ることが出来るのもおもしろいです。


この本は英語版日本歳時記として、勉強だけでなく読み物としても十分堪能できます。これも通訳ガイド試験の勉強に使いました。