2019年05月06日

平戸映画ロケ地めぐり

長い連休が終わりつつあります。我輩は5月の3-4-5-6と4連休いただきました。

で、この連休、めったに休まない自営業の友人が休みを取ったので、じゃ1日どこか行こうかということになり、あまり混雑しないだろうとの予想で平戸へ。観光地めぐり(何度もいったからね)というよりお互い映画好きなので平戸映画ロケ地めぐりをしてきました。

まずは平戸北部小さな港、薄香。「あなたへ」高倉健主演。友人推しです。
吾輩は観てません。(今度是非観ようとおもいます。)


350


観た人は、あああそこ!と分かるロケーションだと思います
小さな漁港ですが、むかしながらの家並みが素晴らしい。
路地をぶらぶらしました。ひなたぼっこのおじいちゃんおばあちゃんたちもニコニコ穏やかでした。


次は吾輩推し。以前伊万里図書館から借りて観た「悪人」(佐賀 長崎 福岡を舞台)。妻夫木聡扮するの主人公祐一の実家のロケ地として平戸島中西部にあるこの堤漁港が選ばれた。(設定は彼杵らしいのですが、ロケはこの小さな港。映画では、イメージ優先+諸事情で原作の実際の場所を変えて撮ることはよくあること。)道を間違ったらしく、山間の農道をぐるぐるまわってやっとたどり着いた。この漁港も日本の原風景といった趣で感動です。(今動画サイトでこの映画のサンドトラック:久石譲が聴きながら気分を出して書いてます。)



樹木希林さんが祐一のおばあちゃん役でこの家(実際は個人宅でちょうどとなりのおばちゃんが「悪人」やろ?と教えてくれました。)で暮らしていました。

映画のストーリーは、この漁村で祖母祖父と鬱屈と暮らしている孤独な青年、祐一がネットで知り合った女性(満島ひかり)を(設定三瀬峠だがロケ地は神奈川 丹沢山地)思わず殺してしまう。一方、深津絵里演じる光代は生まれてこの方、佐賀の町を出て暮らしたことのないおっとりした優しい女性。(でも、深津さん本当に綺麗です。)ふたりはネットで知り合う(灯台の話で通じ合った。)佐賀駅南のロータリーで出会い・その日のうちに別れようとするシーンは印象的。しかしお互いを忘れらない二人。そしてまた出会い愛し合う。祐一ついに彼女に事情を告白し、自首しようと土砂降りの雨の中、諸冨警察署に向かう。彼を車の中で見送る光代だが、あふれる感情をどうしようもできなくなってついクラクションを鳴らして彼を引き停めてしまうのだ・・。そこから二人は西へ西へと逃避行。そして彼らが流れ着いた五島の大瀬崎灯台。世界から完全に取り残されたふたりのだけの場所は世界の最果て感が半端ない。この地の果てにはいつか行きたいっ!一方世間は殺人犯の若い女性を連れての逃走劇で大騒ぎ。さてこの映画の結末は・・?よかった観てください。happy02


まあ、今回の小旅行、たいした写真は撮れませんでしたが、実際にその場に立って映画と同じ空間を体に感じとることが目的なのでありまして、今思い出しては感動がジワジワ来てます。そういう意味で映画で感動してそのロケ地はめぐりいいなあ、と思う次第です。(伊万里も映画のロケがあったらいいのにね。) 帰りは、紐差の道路沿いのお店で蒲鉾と、平戸の物産館で干しアゴお土産に買いました。いいお天気の下車も空いてて、とくに松浦まで延伸した西九州道のドライブは快適でした。confident


実は今年の受験シーズン過ぎた頃から、伊万里の図書館で勉強した帰りに映画コーナーをDVD借りて観ています。この連休中も観ましたよ。また、いつかその感想を書いてみたいです。

じゃ、明日からがんばりましょう・・。lovely