2021年12月11日
冬期講習生:理数系の天才少女「長門 雪」が文系クラスにいる理由
去年の冬期講習生の「長門雪」(高校一年生)が、また通塾を始めた。
彼女に数学を教えることはなにもない。暗算で数Ⅲの難問を解く。(ただし教えるのは下手)
高校の理数系は独学でとっくにやりつくして今は大学研究レベルをやってる。
将来はJAXA で「ハヤブサ」プロジェクトに参加したいらしい。
また、地球に突入する小惑星を食い止めるアイデアをすでにいくつも持ってるらしい。
大学では宇宙物理学を専攻するつもりだと言う。大学受験については何の問題ないだろう。
で、なぜその長門が当塾に通塾かといえば、英語のスピーチの勉強。
彼女の場合、母国語の日本語での日常の意思疎通に苦手意識があるようだ。
空気や文脈を読むことが苦手。議論も<言葉の定義>から始めなければ進まない。
彼女曰く<情報の伝達にに齟齬が発生する>要するに誤解が生じるのが嫌なので滅多に自分からは話そうとはしない。
英語つまり外国語を使うことで新たな視点でコミュニケーション力を再構築しようという・・・。文系クラスにいるのもそうい意味であろうかと、、、
ということが表向きで、どうやら「宮々ハルヒ」が関係しているに違いない。それがなにかは彼女らのプライベイトなのでそれ以上は深い入りしない。
というわけで数理の専門書ばかりじゃなく たまには文学とか読んでみたら?
と 夏目漱石の「三四郎」とか樋口一葉「たけくらべ」なんて、「青春ラブコメ」だよ?というと、翌日全部読破してきた。
感想は?と訊くと<不条理非合理的非効率な恋愛サーキュレーション。>とツレナイひとこと・・。おいおい・・恋愛小説ってたいがい不条理だろ。てか、感想がアニソンか!!
以来、最近は文系の本も読んでいるようだ。今、読んでるのは何?きくと<「西尾維新」の小説。>えええ!?あのカルトなラノベ作家か・・・<すこし気になる人が読んでいるから・・・>えっ気になる人って・・・? <NISHI O ISHIN 右からも左からも同じ読み・・> だからどーした!?
彼女の文系教科もその圧倒的分析能力で、ぶっちぎりの成績。
彼女はあくまでもビッグデーター理論を使って試験の傾向と対策を完璧に分析して見事正解連発というわけだ。
彼女の自学ノートの表紙に堂々と<ほどけない問題などありはしない>と書いてあるのだ。
そこで気になることが・・。
国語の成績が抜群でもそれで文学が分かったという意味ではない。何千何万冊本を読んでも生きていく上での正解を得られるわけでもないし、
また人と意思疎通がうまくできるとは限らない。確率論で正解ばかり導いこうと、実生活では100%確実なことは何一つない。
むしろ、予想外失敗が多いのだ!一回きりの出来事の連続。同じことが公式的に無限に反復するものでない。
そもそも不正解のない人生なんてつまらん!失敗してこその成功のうれしさがあるのじゃないか?そもそも何が成功で失敗かなんてのはその時々でくるくる変わる。長門に言いたいのは、間違う勇気だ!不正解を恐れるな!誤まりを恐れずジャンプすべきだ!!などと。。。いつかお説教をしよう常々機会を伺っている。が、できない。不甲斐ない。できないのはお説教がブーメランとなって自分に突き刺さるからだ・・。(おまいう??的な)
ある日、同級生の「宮々ハルヒ」がこっそり耳打ちに、「実は雪ちゃんは好きな人が文系国立クラスなの。だから文系よ。以上」と、ネタバレしてきたのだった。 ニャ、ニャニィ?!・・と思ったが、気になるひとっていう西尾維新の愛読者か?・・オイオイ長門!ちゃんとやってくれてるじゃないか!!ちょっとだけ安心したところでもある。ウム。不条理なまでの合理主義者は時にそれ故に型破りをするものだろう。ウム。。 でも、お説教はするぞ!!違う意味で。絶対!

このはなしはフィクション(「涼宮ハルヒのキャラクター長門有希モデルとしたパロディです。)実在の人物や団体などとは関係ありません
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あ、そういえば先日、中二生に理科の定期テストでどうーしてもわからん!!というので範囲の「電流の性質」:限定で臨時指導した。で、気が付いたのはその単元は中二病が萌えるSFチックでカッコイイ理系用語が出てくるのだ。まず<磁界>やられた(笑)<整流子 ・電磁誘導 ・誘導電流 ・陰極線(陰キャラにはなぜかうれしい)フレミングの左手の法則等々>。
今は高二生理系は数学Ⅲで「極限」を学び終えたところ。これも中二病的<数学的帰納法と極限><無限等比級数の収束・発散条件><媒介変数><サイクロイド・アステロイド曲線>等々。文系数学でもやる<虚数>この世界観が異世界っぽい。あの「呪術廻戦」の<領域展開>って数Ⅱのはじめほうに出てくるような用語だ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ハルヒ」のスピンオフアニメ「長門有希の消失」では超内気の文芸部・部長の長門が(部員本人ただ独り)が勇気を出してキョンに入部を勧誘するのだ。長門はやるときはやるのだ。
彼女に数学を教えることはなにもない。暗算で数Ⅲの難問を解く。(ただし教えるのは下手)
高校の理数系は独学でとっくにやりつくして今は大学研究レベルをやってる。
将来はJAXA で「ハヤブサ」プロジェクトに参加したいらしい。
また、地球に突入する小惑星を食い止めるアイデアをすでにいくつも持ってるらしい。
大学では宇宙物理学を専攻するつもりだと言う。大学受験については何の問題ないだろう。
で、なぜその長門が当塾に通塾かといえば、英語のスピーチの勉強。
彼女の場合、母国語の日本語での日常の意思疎通に苦手意識があるようだ。
空気や文脈を読むことが苦手。議論も<言葉の定義>から始めなければ進まない。
彼女曰く<情報の伝達にに齟齬が発生する>要するに誤解が生じるのが嫌なので滅多に自分からは話そうとはしない。
英語つまり外国語を使うことで新たな視点でコミュニケーション力を再構築しようという・・・。文系クラスにいるのもそうい意味であろうかと、、、
ということが表向きで、どうやら「宮々ハルヒ」が関係しているに違いない。それがなにかは彼女らのプライベイトなのでそれ以上は深い入りしない。
というわけで数理の専門書ばかりじゃなく たまには文学とか読んでみたら?
と 夏目漱石の「三四郎」とか樋口一葉「たけくらべ」なんて、「青春ラブコメ」だよ?というと、翌日全部読破してきた。
感想は?と訊くと<不条理非合理的非効率な恋愛サーキュレーション。>とツレナイひとこと・・。おいおい・・恋愛小説ってたいがい不条理だろ。てか、感想がアニソンか!!
以来、最近は文系の本も読んでいるようだ。今、読んでるのは何?きくと<「西尾維新」の小説。>えええ!?あのカルトなラノベ作家か・・・<すこし気になる人が読んでいるから・・・>えっ気になる人って・・・? <NISHI O ISHIN 右からも左からも同じ読み・・> だからどーした!?
彼女の文系教科もその圧倒的分析能力で、ぶっちぎりの成績。
彼女はあくまでもビッグデーター理論を使って試験の傾向と対策を完璧に分析して見事正解連発というわけだ。
彼女の自学ノートの表紙に堂々と<ほどけない問題などありはしない>と書いてあるのだ。
そこで気になることが・・。
国語の成績が抜群でもそれで文学が分かったという意味ではない。何千何万冊本を読んでも生きていく上での正解を得られるわけでもないし、
また人と意思疎通がうまくできるとは限らない。確率論で正解ばかり導いこうと、実生活では100%確実なことは何一つない。
むしろ、予想外失敗が多いのだ!一回きりの出来事の連続。同じことが公式的に無限に反復するものでない。
そもそも不正解のない人生なんてつまらん!失敗してこその成功のうれしさがあるのじゃないか?そもそも何が成功で失敗かなんてのはその時々でくるくる変わる。長門に言いたいのは、間違う勇気だ!不正解を恐れるな!誤まりを恐れずジャンプすべきだ!!などと。。。いつかお説教をしよう常々機会を伺っている。が、できない。不甲斐ない。できないのはお説教がブーメランとなって自分に突き刺さるからだ・・。(おまいう??的な)
ある日、同級生の「宮々ハルヒ」がこっそり耳打ちに、「実は雪ちゃんは好きな人が文系国立クラスなの。だから文系よ。以上」と、ネタバレしてきたのだった。 ニャ、ニャニィ?!・・と思ったが、気になるひとっていう西尾維新の愛読者か?・・オイオイ長門!ちゃんとやってくれてるじゃないか!!ちょっとだけ安心したところでもある。ウム。不条理なまでの合理主義者は時にそれ故に型破りをするものだろう。ウム。。 でも、お説教はするぞ!!違う意味で。絶対!

このはなしはフィクション(「涼宮ハルヒのキャラクター長門有希モデルとしたパロディです。)実在の人物や団体などとは関係ありません
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あ、そういえば先日、中二生に理科の定期テストでどうーしてもわからん!!というので範囲の「電流の性質」:限定で臨時指導した。で、気が付いたのはその単元は中二病が萌えるSFチックでカッコイイ理系用語が出てくるのだ。まず<磁界>やられた(笑)<整流子 ・電磁誘導 ・誘導電流 ・陰極線(陰キャラにはなぜかうれしい)フレミングの左手の法則等々>。
今は高二生理系は数学Ⅲで「極限」を学び終えたところ。これも中二病的<数学的帰納法と極限><無限等比級数の収束・発散条件><媒介変数><サイクロイド・アステロイド曲線>等々。文系数学でもやる<虚数>この世界観が異世界っぽい。あの「呪術廻戦」の<領域展開>って数Ⅱのはじめほうに出てくるような用語だ。
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「ハルヒ」のスピンオフアニメ「長門有希の消失」では超内気の文芸部・部長の長門が(部員本人ただ独り)が勇気を出してキョンに入部を勧誘するのだ。長門はやるときはやるのだ。