2011年02月19日
アンパンと仮定法と虚数。
先日スーパーのパン屋でアンパンに手を伸ばそうとしたとき『オイオイちょっとまて。』という心の声がした。なぜアンパンなのか?なぜジャムパンじゃなくてアンパンなのか?そう思うとジャムパンの方が良いような気がしてきた・・・。
いやいや問題はなぜそのときアンパンに決定しようとしたことだ。なぜ、カレーパンやメロンパンやクリームパン・・・さらに言えばおかかオニギリや納豆巻き寿司やお稲荷さんでなくてなぜアンパンなのだろうか・・・。みなそれぞれおなじくらい好きなものなのに。確率としては行動心理学的に統計にとって数値化はできるだろう・・・でもあくまでそれは近似値にすぎない。でもアンパンを取った瞬間ほかの可能性が消えアンパンが必然となってしまう。ジャムパン達の可能世界はどこに行ってしまうのだろう・・・?
現実の裏側の世界:英語ではそのことを仮定法(ifなど)で表現される。日本語にも(英語ほどはっきりではないが)そういう機能はあるし、考え方として普通にある。たぶんどの言語でも仮定法のようなものはあると思う。また数学では裏側の世界は想像の数i-number つまり高校数学ⅱで習う虚数であらわされるだろう。
もし仮定法という考え方がなかったらどんな窮屈な生活になるだろう。仮に仮定法禁止法などがあったら・・・と考えただけで頭が変になりそうになる。数学に虚数がなかったら、つまり実数のみだったら20世紀の科学の発展(量子力学や宇宙科学)はなかったといわれる。『他でもないこの実世界』はそういう仮定法=虚数世界に支えられているのかもしれない・・・。
結局、その日はジャムパン達をあきらめアンパンを買うことにした。
いやいや問題はなぜそのときアンパンに決定しようとしたことだ。なぜ、カレーパンやメロンパンやクリームパン・・・さらに言えばおかかオニギリや納豆巻き寿司やお稲荷さんでなくてなぜアンパンなのだろうか・・・。みなそれぞれおなじくらい好きなものなのに。確率としては行動心理学的に統計にとって数値化はできるだろう・・・でもあくまでそれは近似値にすぎない。でもアンパンを取った瞬間ほかの可能性が消えアンパンが必然となってしまう。ジャムパン達の可能世界はどこに行ってしまうのだろう・・・?
現実の裏側の世界:英語ではそのことを仮定法(ifなど)で表現される。日本語にも(英語ほどはっきりではないが)そういう機能はあるし、考え方として普通にある。たぶんどの言語でも仮定法のようなものはあると思う。また数学では裏側の世界は想像の数i-number つまり高校数学ⅱで習う虚数であらわされるだろう。
もし仮定法という考え方がなかったらどんな窮屈な生活になるだろう。仮に仮定法禁止法などがあったら・・・と考えただけで頭が変になりそうになる。数学に虚数がなかったら、つまり実数のみだったら20世紀の科学の発展(量子力学や宇宙科学)はなかったといわれる。『他でもないこの実世界』はそういう仮定法=虚数世界に支えられているのかもしれない・・・。
結局、その日はジャムパン達をあきらめアンパンを買うことにした。
2011年02月09日
世にも美しい数学入門
もう使わなくなった罫線入りのストックホーム用紙に数学の計算問題を解いている。熱中してやっているうちに、頭とは別に手先が勝手に計算しているような不思議な感覚に襲われることがある・・・。
手を休めてぼんやりしていると、数学に関していろんな考えをめぐらしている自分に気がつく。ピタゴラスの時代やそのずっと昔はこんな紙もペン、ましてやコンピューターもない時代にものすごい数学の発見・証明をしているひとたちがいたんだな~と。当時は利用できる数学定理(参考書)などもあまりなく、まさにゼロに近いかたちから自力で、いろんな数学的発見をしたのだな~と。その当時なら受験生は公式はすこししかおぼえなくてもいいかな~と。
今学生が苦労してやっている数学はみんな彼らが考え出したものの積み重ねなんだな~などなど・・・。
そういえば数学者 藤原正彦さんと 作家小川洋子さん 対談『世にも美しい数学入門」のなかで藤原さんはもし宇宙人と対話できるとしたら、その共通言語は『数学』でしょう。数学は宇宙の法則を表現するものであり、まさにuniversalであると、言ってた。
うん、たしかにあの『はやぶさ』もちゃんと地球に計算どおり(苦労したけど)還って来たもんな~。
手を休めてぼんやりしていると、数学に関していろんな考えをめぐらしている自分に気がつく。ピタゴラスの時代やそのずっと昔はこんな紙もペン、ましてやコンピューターもない時代にものすごい数学の発見・証明をしているひとたちがいたんだな~と。当時は利用できる数学定理(参考書)などもあまりなく、まさにゼロに近いかたちから自力で、いろんな数学的発見をしたのだな~と。その当時なら受験生は公式はすこししかおぼえなくてもいいかな~と。

そういえば数学者 藤原正彦さんと 作家小川洋子さん 対談『世にも美しい数学入門」のなかで藤原さんはもし宇宙人と対話できるとしたら、その共通言語は『数学』でしょう。数学は宇宙の法則を表現するものであり、まさにuniversalであると、言ってた。
うん、たしかにあの『はやぶさ』もちゃんと地球に計算どおり(苦労したけど)還って来たもんな~。
