2009年12月29日

『英作君は行く:序』

2学期のはじめ頃、中1生から『彼は2匹の猫を飼っている。』と言う和文の英訳で、『匹と言う英語がわかりません。』と言う質問を受けました。もちろん『匹』にあたる生物の単位をあらすことばは英語にはありません。

しかしこれはとてもいい質問だと思います。言葉をひとつひとつを丁寧に置き換えてみようと言う姿勢が現れています。こういう質問ができるのは言葉に対する豊かな感受性がある生徒さんだと思います。face01

さて、高校受験や国立大の2次の英語は英作・和訳など記述が多いですね。生徒さんの英作文を添削していて気づくことは日本語感覚のままに英語に置き換えてるものが多いことです。そうならないためには究極的には重要な英文のパターンをまるまる体で覚えてしまうことかな?と思っています。(多読音読有効) しかしながら、いろんなことを勉強しなくてはならない受験生の現実問題としては、手持ちの限られた英語力で、英作をしなければなりません。では、どうしたらよいのでしょうか?face06

というワケで、これから、気が向いたら、時間があったら、ブログに書くエネルギーが残ってたら、受験生のための英作文を考えるシリーズ『英作君が行く』をはじめてみようかと思います。でも、思いつきで始めましたので あまり期待しないでくださいね。(ごめんね。)icon04
  


Posted by いっきゅう  at 14:15Comments(0)英作文

2009年12月26日

言葉・声の笑顔

笑顔は人を和ませますね?face02

そこのことに関して、英検2級の問題集の英文で、『ひとは、耳にする声色・言葉使いで、笑顔を見るものと同様以上の好意を感じる。』(逆の悪意もまたしかりですが。)というものがありました。顔の表情は、ある程度意識でコントロールできますが、声まではなかなか行き届かないですね。つまり声のほうが顔の表情よりがより話し手の心を現している。と言えるでしょう。

特に電話になると相手の顔がわからない分、難しいですね。業者との電話のやりとりで頭にくることが結構多いです。また上手くやり取り出来ない自分自身にも頭にきます。face10

受け答えが難しい分、電話応対が上手なひとに会うと感激してしまいます。たとえばコールセンターなどの電話の受け答えがすばらしいと、もう、その人の生徒になった気分になります。face05 内容うんぬんより、そのひとの話し方と口調で納得してしまうのです。そして感謝の気持ちが自然と沸いてきます。

私も、言葉と声を使う仕事をしています。言葉・声の笑顔を絶やさずにやっていかなくては、と思います。face02
  


Posted by いっきゅう  at 14:05Comments(0)

2009年12月23日

Happy Christmas (War Is Over)

今年はゴールデンウィークから祝日は休んでないです。今日も夕方から授業です。祝日にも来てくれる生徒さんの顔を見られるのは塾にとってもうれしいかぎりです。icon01

ただ、私、最近運動不足でして・・・。元旦だけは休ませてもらってちょっと走ってみようかな?

さて明日はクリスマスイブですね。クリスマスに関するポップスの名作・名曲いっぱいあります。アルバムで言うと古くはエルビスプレスリーやビーチボーイズ、フィルスペクターのガールズグループのクリスマスキャロルカヴァーものはスタンダードです。ワム、マライヤキャリーのシングルのヤツもいいですよね。みんなほんとにあぁ~っクリスマス~って雰囲気ですね。face02

でも、なんといっても私はジョンレノン・オノヨーコ のHappy Christmas (War Is Over)が一番です。icon04

http://www.youtube.com/watch?v=hb2YSAVHmIE&feature=related
聴くたびに熱く感動してしまいます。

では、一日早いですがHappy Christmas to you all
  


Posted by いっきゅう  at 14:02Comments(2)元気をもらおう=3=3

2009年12月12日

英検マンとその仲間達。

英語検定協会から送られてきた次回検定プロモポスターには、いわゆる『ゆるキャラたち』がいます。いずれも何か赤くて四角い物を被っています。

風貌が微妙な「英検マン」は高校生なのでしょうか?制服を着ています。彼はホームページでもおなじみです。
http://mobile1.eiken.or.jp/(S(b5uohqvzpnpoetj1mdxrvjnh))/em/01.aspx 

彼の仲間として英会羽というアヒルや、イングリスと言うリス、そして英犬という犬・・・。ネーミングはなんともトホホ感がありますが、キャラデザインはなかなか味があります。face01

今年はいろんなゆるキャラが話題になりましたね。『地デジカ』は好きです。超人気の彦根市のご当地キャラ『ひこにゃん』はキティちゃんが鎧兜をかぶっただけやん。と思うのは私だけだろうか?奈良の『せんと君』・・・『英検マン』に通じるインパクトがあって嫌いじゃないです。 icon05
  


Posted by いっきゅう  at 14:59Comments(0)息抜き・・・

2009年12月11日

『会話問題』の問題

センター試験に限らず、読解はよく出来るのだけど、会話問題につまずく生徒さんが意外と多いようです。会話問題の英文自体は読解文よりはるかにやさしいにもかかわらず・・・。直線的意味は取れても会話の要点をつめないまま、なんとなく雰囲気で答えてしまっているのです。face06

これは意識が日本語モードのまま会話文問題に突入しているせいだと思われます。日本語の会話は実に論理の飛躍が多いです。例:「私は伊高です。」「私はケーキ屋さんになりたい。」(私=伊高、ケーキ屋さん??) 文勢・会話・リスニング会話問題に共通して重要なことは、会話の焦点はなにか?会話の流れはプラスかマイナスか?などに意識を集中することです。すべての英語に通じるのですが『要するに、なにがポイント?』を常に意識することが肝心です。icon05

ところで昨今、テレビではトーク番組が多いですね。会話の盛り上げる司会者の役割は重要ですね。私はくり~むの上田さんは上手い司会者だな~、とおもいます。face01また、CNNのラリーキングさんのトーク番組もとても興味深いので英語の勉強もかねてたまに聴いてます。

  


Posted by いっきゅう  at 12:02Comments(0)受験あれこれ

2009年12月08日

デンマークと自転車レーンと公共事業。

今、デンマークのコペンハーゲンで開催されているCOP15では、190カ国が参加して京都議定書の削減期間(2008年―12年)以降の温室効果ガス排出削減の国際枠組み(ポスト京都)作りで合意を目指してます。
http://www.cop15.jp/Default.aspx?ID=3

デンマークでは環境にやさしい自転車に乗ろう!と都市には立派な自転車レーンがあるそうです。 その成果もあってコペンハーゲンではたくさんの人が自転車で通勤しています。 http://www.cop15.jp/Default.aspx?ID=5
また日本でも健康志向で自転車通勤が増えてるそうですね。『毎日自転車で通勤する人は、そうでない人と比べ死亡率が30パーセントも低いと報告されている。』そうです。icon01 でも、日本は歩道・車道だけ危ないですよね。駐輪場も少ないし・・・。



ところで今日、政府はようやく第2次補正予算がやっと決めました。景気刺激策として建設債を発行するそうです。せっかく公共工事であるなら『自転車レーン』を作ったらどうかとおもいます。景気刺激・CO2削減・健康志向・・・どうでしょうか?

追記:環境問題は試験に出る可能性がかなり高いですね。センター現社・英語センター・2次・私大・英検・・・。『京都議定書』は絶対チェックしておきましょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8


  


Posted by いっきゅう  at 12:43Comments(0)

2009年12月07日

観光立国・観光立市

日本は観光立国をめざすことを国の基本政策にしています。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/061220kihonhou.html

そのことに関連して昨日の朝のテレビ番組で、今、岐阜県高山市が外国人観光客数が急激に増えていることを取り上げていました。その人気の理由としていかにも観光向けの名所旧跡というものでなく、古きよき日本の生活を体感できるからだそうです。なんと墓地が人気だそうです。face02

さらに地元の人たちの細かいとこまで行き届いた『おもてなしの心』に、感動するそうです。たとえば70歳を超えた老舗旅館の片言の英語まじりのおもてなしはお客さんにウケてました。お風呂の入り方、浴衣の着方、お料理の説明など決して流暢ではないけど一生懸命に丁寧に話されていました。その女将さん、中学英語を勉強していました。(たしかに中学文法で英会話は十分です。)お土産売るひとたちも楽しそうに英語を使っていました。日本語順の英語でしたけど通じているようでした。英語力よりも温もりのあるやり取りにお客さんも楽しそうです。またお客さんに困ったことがあると一生懸命サポートしていました。

日本人の持つ細やかな『おもてなしの心』を外国のお客さんと積極的にコミュニケーションすることでアピールできていました。
旅なれた外国人旅行者が求めているのはこういうことか、icon12 と思いました。

おいしいものがたくさんある『伊万里』も潜在力は高いと思います。上手くやれば海外のグルメにウケて、きっと『観光立市』になれるのではないかと思ったしだいです。icon01
  


Posted by いっきゅう  at 12:55Comments(0)

2009年12月05日

『英語で社会科』

中学校のとき一番好きな学科は社会でした。地理歴史はどんだけ勉強しても苦になりませんでした。年取った今もそんなに変らないと思います。

たまに生徒さんとは息抜きに社会科を語り合ったりします。社会が得意な人とは歴史論議や地理ウンチク語り合ったり、大学受験生とはセンター試験の現社の出題予想を気楽に出し合ったり・・・。私の『社会大好きicon06』は生徒さんのコミュニケーションにすこしは役立っている気がします。

英語を勉強する意義のひとつに、今、何が世界で起こっているかを知り、自分の考えを持ち、表明したり、世界の人々と議論できるようになることであろうと、思います。『社会科』を知らないと、いくら英語が出来ても外国の人とシェアできる話題が日常英会話ぐらいに限られてくるのでは?とおもいます。せっかく長年学校でも英語を勉強してるのに、もったいないです。face06


いつか、『社会科』いっきゅうの授業科目にしたいと思っています。『英語と社会科の融合。』みたいなことが出来ればいいな、と。通訳ガイド試験対策講座にもつながるし。icon01
  


Posted by いっきゅう  at 14:09Comments(0)いっきゅう

2009年12月02日

インディアン・サマー:Indian Summer

いいお天気ですね。今日のような晩秋の快晴の天気のことをアメリカではで『インディアン・サマー:Indian Summer』と呼びます。
「小春日和」という日本語がぴったりの表現です。

http://en.wikipedia.org/wiki/Indian_summer


腰岳中腹にて。

インディアン・サマー語源はいろいろあるそうです。

1.ネイティブ・インディアンの襲撃説 入植者たちへのネイティブ・インディアンの襲撃は通常は普通は秋に終わった。 でも、晩秋になってたまに小春日和みたいな日にも襲撃をした。逆にそういう日に、入植者たちもインディアンたちに逆襲をした。

2.ネイティブ・インデアンたちの収穫の期間ことを指すことから説。そしてその時期から冬支度の始めたとも。

3・インデアンギヴァーindean giverからの派生説:ネイティブ・インディアンは贈り物には必ず御礼をする。ということから、寒くなる一方、つかの間のぽかぽか陽気を何か神様からの返礼だと思ったのかもしれませんね。

西部劇って最近ありませんね?私は結構好きでした。仏文学者の蓮実重彦先生の本の影響ですが、ジョンフォード監督「捜索者」(1930年代当時の映画としてはネイティヴインディアンに対して公平な見方をしている。)やクリントイーストウッドの監督の「許されざるもの」などは傑作だとおもいます
  


Posted by いっきゅう  at 15:56Comments(0)英語まみむメモ