2011年08月30日
64円の重み
暑い暑い夏休み最後の日曜日は学生にはちょっとブルーな気分だったかもしれない。
そんな日曜日、思うことあって本を買い取りに出した。大き目のダンボールずっしり3箱分の合計はたったの64円だった。保存状態(長い間山積してた。)が良くないものが多かったので値段がつかないらしい。かといって持ち帰る気持ちにもなれず全部引き取ってもらった。
なんだか64円がすごく重く感じた。
お金の重みの感じ方というのは時と場合でだいぶ違う。例えばギャンブル(私はしませんが。)や投資の損得は金額ひとつふたつ桁が大きくなっても概ね平気でいられるようだ。
雑誌『プレジデント』によれば投資で一番リターン率(期待値)が高いのは『自分に投資すること』だそうだ。自分の将来のために、時間と労力とお金をつぎ込む。MBA、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、TOEIC、医師、看護士、介護士 FP・・・資格を取り、自分がやりたい仕事をするため、自分にお金と時間とエネルギーを投じる。
車や不動産や先物やFX,株、投機マネーは、不確実要素が大きいだけでなく損をしたら、ただ損という事実だけがのこる。また大きく儲けるためには大きな元手も必要だ。一方、自己投資は目に見えない知的財産が蓄積されるし、やればやるだけ成功率はより向上するので投機のように運任せではなく、自分次第で勝ち取ることができる。精神的(やりがい・達成感・充実感)リターンもついてくるし・・。
幸か不幸か今多くの学生やサラリーマンが将来のために自己投資しなくてならない時代でもあるのだ。ウチの塾生も自分の将来のため親御さんに経済的に援助してもらいながら、労力と時間を投資しているといえる。
私も塾生のための塾への投資を考えています。何をするかいずれ発表したいとおもいます。
しかし、64円・・・いろいろ考えさせられる。

そんな日曜日、思うことあって本を買い取りに出した。大き目のダンボールずっしり3箱分の合計はたったの64円だった。保存状態(長い間山積してた。)が良くないものが多かったので値段がつかないらしい。かといって持ち帰る気持ちにもなれず全部引き取ってもらった。
なんだか64円がすごく重く感じた。
お金の重みの感じ方というのは時と場合でだいぶ違う。例えばギャンブル(私はしませんが。)や投資の損得は金額ひとつふたつ桁が大きくなっても概ね平気でいられるようだ。
雑誌『プレジデント』によれば投資で一番リターン率(期待値)が高いのは『自分に投資すること』だそうだ。自分の将来のために、時間と労力とお金をつぎ込む。MBA、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、TOEIC、医師、看護士、介護士 FP・・・資格を取り、自分がやりたい仕事をするため、自分にお金と時間とエネルギーを投じる。
車や不動産や先物やFX,株、投機マネーは、不確実要素が大きいだけでなく損をしたら、ただ損という事実だけがのこる。また大きく儲けるためには大きな元手も必要だ。一方、自己投資は目に見えない知的財産が蓄積されるし、やればやるだけ成功率はより向上するので投機のように運任せではなく、自分次第で勝ち取ることができる。精神的(やりがい・達成感・充実感)リターンもついてくるし・・。
幸か不幸か今多くの学生やサラリーマンが将来のために自己投資しなくてならない時代でもあるのだ。ウチの塾生も自分の将来のため親御さんに経済的に援助してもらいながら、労力と時間を投資しているといえる。
私も塾生のための塾への投資を考えています。何をするかいずれ発表したいとおもいます。

しかし、64円・・・いろいろ考えさせられる。

2011年08月22日
うんちく慣用句
今朝、遅い朝食たべながら見た小学生向け教育番組の日本語の慣用句のクイズが面白かった。特に動物に関してもの、猫に小判、豚に真珠、すずめの涙・・・さすがに多いし、言いえて妙、実にうまいこと言っている。いつ誰が言い出してどのように広まり定着するのだろうか?(流布の仕方に都市伝説や流行語も近いものがあるかもしれない。)
一番感心したのは『海老で鯛を釣る』だ。小さな出費で大きな利益を得る・・・という投資をズバリ表現していると思う。最近の超ドル安・円高・金高で『海老で鯛を釣ろう』とする人がいるようだけど、『海老ではぜを釣る』結果にならないとも限らない。
英語を勉強している中でことわざや慣用句を学ぶもの楽しい。センター試験にも英語慣用句を説明した文を読んでその意味を当てる問題がある。たとえばPie in the Sky.これは日本語の慣用句『絵に描いた餅』と対応する。『絵空事 実現の可能性が極めて低い理想・計画』のことを言い表す。空に浮かんだおいしそうなパイ。手の届かないところにあるおいしそうなものから、なんとなく言葉のイメージから推測できる。でも中には『Face the Music=招いた結果をいさぎよく受けとめる』のようになんのことかよくわからないものがある。(この表現の由来には諸説あるらしい・・・。)でもその語感は好きだ。
各言語の慣用句にはそこで話す人たちの習慣やものの考えが反映されており、それらが成り立つ文化や歴史的背景を知るのも楽しそうだ。
最近の私の場合、自作句『金魚に餌やり』が今の自分にぴったりくる。どういう意味かといえば、『施しを与えているものがそのことで心理的利益を得る』 金魚の餌をやりながら話しかけては癒されてます。
一番感心したのは『海老で鯛を釣る』だ。小さな出費で大きな利益を得る・・・という投資をズバリ表現していると思う。最近の超ドル安・円高・金高で『海老で鯛を釣ろう』とする人がいるようだけど、『海老ではぜを釣る』結果にならないとも限らない。
英語を勉強している中でことわざや慣用句を学ぶもの楽しい。センター試験にも英語慣用句を説明した文を読んでその意味を当てる問題がある。たとえばPie in the Sky.これは日本語の慣用句『絵に描いた餅』と対応する。『絵空事 実現の可能性が極めて低い理想・計画』のことを言い表す。空に浮かんだおいしそうなパイ。手の届かないところにあるおいしそうなものから、なんとなく言葉のイメージから推測できる。でも中には『Face the Music=招いた結果をいさぎよく受けとめる』のようになんのことかよくわからないものがある。(この表現の由来には諸説あるらしい・・・。)でもその語感は好きだ。

各言語の慣用句にはそこで話す人たちの習慣やものの考えが反映されており、それらが成り立つ文化や歴史的背景を知るのも楽しそうだ。
最近の私の場合、自作句『金魚に餌やり』が今の自分にぴったりくる。どういう意味かといえば、『施しを与えているものがそのことで心理的利益を得る』 金魚の餌をやりながら話しかけては癒されてます。

2011年08月06日
花火と蝉と金魚君
今日の最後のコマの授業の塾生は皆、オープンキャンパス、部活合宿、遠征、花火大会お見学
等で休講。というわけで教室で花火の音をひとりでのんびり聞きながら怒涛の夏期講習の疲れを感じながらぼーっとしている。でも悪くない感じの疲れだ。去年/一昨年は、花火の音を聞きながら受験生らセンター試験対策をしていたのが懐かしい。(早いもので塾第一期生は大学2年になるんだな。)
しかし、今年の夏は蝉が元気すぎるっ。自宅の庭に樹木のギンギンの蝉の声に朝は決まって5時半頃に起されるのだ。夜は夜で塾がおわる10時過ぎごろまでギンギンやってるし・・・。あの小さいカラカラの身体のどこにそんなエネルギーが潜んでるんだろう?
そうそう、うちの金魚君も夏バテ知らずだ。餌をつまんでおーいと呼べば、尾ひれブンブンをふって口を水の上に上げパクパクパクパク・・・。『きみは犬金魚ですか?』と言いたい。この犬金魚君はいつもガラスに映った自分の姿に向かっていつもツンツンやっている。映った姿を『別人』いや、『別金』とおもっているのだろうか?『きみきみ、いつまでそんなことやっとるん?飽きないのかネエ?』とガラス鉢の外から突っ込みを入れてるこの私もちょっと見方を変えれば、この金魚君と実はあんまりかわりがないのかもしれない。
先日の朝のAMラジオからこの曲が流れてるのを聴いてとても懐かしい夏を感じた。

しかし、今年の夏は蝉が元気すぎるっ。自宅の庭に樹木のギンギンの蝉の声に朝は決まって5時半頃に起されるのだ。夜は夜で塾がおわる10時過ぎごろまでギンギンやってるし・・・。あの小さいカラカラの身体のどこにそんなエネルギーが潜んでるんだろう?
そうそう、うちの金魚君も夏バテ知らずだ。餌をつまんでおーいと呼べば、尾ひれブンブンをふって口を水の上に上げパクパクパクパク・・・。『きみは犬金魚ですか?』と言いたい。この犬金魚君はいつもガラスに映った自分の姿に向かっていつもツンツンやっている。映った姿を『別人』いや、『別金』とおもっているのだろうか?『きみきみ、いつまでそんなことやっとるん?飽きないのかネエ?』とガラス鉢の外から突っ込みを入れてるこの私もちょっと見方を変えれば、この金魚君と実はあんまりかわりがないのかもしれない。

先日の朝のAMラジオからこの曲が流れてるのを聴いてとても懐かしい夏を感じた。