2017年11月12日

静かすぎる図書館

NHKドキュメント72時間「京都 静かすぎる図書館」を見た。

古民家風の私営の図書館に高校生、大学生、研究者、サラリーマンいろんなひとたち、見ず知らずの人同士が、それぞれの事情で、机に黙々と向かっている。私語厳禁。とても静かである。見知らぬ無の同士であるが、不思議な連帯感がある。

吾輩もその昔、休暇の度、佐賀県立図書館で、開館から閉館まで勉強していた時期があった。「県図書」はまさに「静かすぎる図書館」なのである。今時の開放型アミューズメント施設化した図書館でなく、昔ながらの厳格な雰囲気をもつ稀少で貴重な図書館なのだ。知らないもの同士、同じ空間で勉強に励む。なんとなく親近感がわいてきた。たぶん、ひとりっきりでは長時間も勉強できなかったかもしれない。


番組の中でも印象的だったのが、立派なひげを蓄えた中年の男性。高校の数学の問題をこの静かすぎる図書館で日々勉強している。元非常勤の高校講師ということだった。現在は契約切れになり、新聞配達をしているらしい。日々数学の勉強している理由は、いつでも講師として教えられるように、日々研鑽しているとのこと・・。

ただ吾輩には彼は数学をすることで、なにかしら日々の充足感を得てるようにも映った。そう思えたのは吾輩も同じだからだろうか・・。毎日、欠かさ数学をすること。一日でもそうしないと、空疎な感じがしてしまう。数学にはそんなところがあるのだ。




カルティェ ブレッソン風(笑) 「県図書」こないだ久しぶりに行ったら噴水が工事中でなくなっていました。
  


2017年11月03日

レコードの日

こんばんわ。!(^^)!

誰が決めたか本日11月3日は『レコードの日』でした。




というわけで、吾輩の秘蔵(笑)のセレクトしたレコードを紹介したいとおもいます。 と、その前に、なぜまた今再び、吾輩が【レコード集めたい病】になったいきさつをば話せてください・・。

数十年前、吾輩が大学時代、せっせとレコード 集めてました。バイト代にぎりしめて中古レコード屋に通っとりました。しかし卒業したころはCD時代になってしまってその大半は売っ払っちゃいました。

ずいぶん時が経ち、去年の年末、大掃除中に倉庫の奥から謎の段ボール箱を発掘したのが事の始まりでした。そう!そのなかにすっかり忘れておったレコードが詰まってたのです。そして、部屋のインテリアの一部にすぎなかったステレオセットをもう一度再構築。胸を高鳴らせつつターンテーブルにのせて針を置いて流れてきた音の、何とも言えない懐かしくも人肌を感じさせる音に感動しました。そこからレコード集めたい病が再発したのはいうまでもありません。(笑)でもまあ、重症の人から比べれば、まだまだまだ軽症ですが・・。

 


箱の中にあったものの一部です。

我ながら実に目の付け所が良かったと自画自賛です(笑)でも当時ははっぴいえんど?何やそれ?って感じで少数派でしたよ。(当時YMOやrロンバケで大瀧さんはブレイク中でしたが・・)今の時点でさらに評価が高まる名盤コレクションだとおもいます。今もまったく好み変わってません。吾輩の見る目、いや聴く耳は正しかった・・と再び自画自賛(笑)。ああ・・その時もっといろいろ買っときゃよかったなあ。
 



今は’70、60年代の歌謡曲を掘っています。楽曲アレンジ、ポップで斬新です。何処の国ものだかよくかわからない怪しくもエキゾチック、で何かしら色っぽいです。今の時代聴いてもまったく古くない、というか今の流行曲より全然新しいです。ホンモノは時代を超えてますね~。さらに唄がすごい。当時の歌手はほんと唄が半端なく上手で個性がある。今でいうと・・・・・誰だろう? う~んまった思い当たりません。(いや、ただ知らんだけのオヤジなのかも?笑)

つい最近手に入れた 「涙をこえて」 (唄シングアウト 中村八大作曲・編曲 かぜ耕士作詞)が驚きのカッコよさです。

発売は1969年発売なので、ずっと後に90'年代前半渋谷系によってスポットライトあてられたソフトロックを完全に先取っています。というか、渋谷系の人たちが発掘して再構築したといってもいいのでしょうか・・。


(お借りした動画いつか削除されるかもしれません。)

で、なんと今は学校卒業式などで合唱曲として使われらしい。ウン、ここは是非リズム隊を入れたブラスバンド編成とともに分厚い音像でやってくれれば・・と無責任な願望です。

追記:【シングアウト:ピコこと樋口康雄率いるソフトロック・グループこそがこの楽曲グルーブの核心とわかりました。
樋口康雄和の名は和モノソフトロックコレクターにとって大きなキーワードとなっているようです。】


最後に、今、世の中はちょっとしたレコードブームです。新譜もレコードで発売されてるものあるし、昔の名盤も次々に復刻されていようです。音楽配信とかハイレゾとか言いますが、大きなジャッケット一体となったモノとして所有する欲求を満たしたい人。生音感というかヴィンテージ感が欲しい人に受けてるのかもしれません。吾輩はその一人です。


はぁ・・長々と書きすぎました。ここらへんで失礼します。
ではおやすみなさい。happy02
  


Posted by いっきゅう  at 23:50Comments(0)息抜き・・・

2017年11月01日

英語で唐津くんち

伊万里くんち終りました。伊万里くんちを過ぎると秋も深まり寒くなりますね。『英語で伊万里くんち』



さて、11月は唐津くんちですね。

Time/Date: the festival is held from the 2nd to the 4th of November
Location: around the castle town in Karatsu city including Karatsu Shrine.
Features: the surfaces of the floats called Hiki-Yama are made of 200 layers of lacquer finished Japanese paper coated with gold and silver leaf. Artistic craftsmanship and an enormous budget were needed to create and maintain them. (So far, each float has been recoated with lacquer several times.)
 The position of each float in the procession was determined by following the chronological order in which the floats were manufactured. The oldest float, Akajishi, was made in 1819 in the Edo era and the newest one, Shichihou Maru, was made in 1876 in the Meiji era. 

History;Ishizaki Yosibei was an important figure in the early days of the festival's history. He was a master of wooden sculptures in Katana-cho, who was inspired by Kyoto Gion Yamakasa (a floating festival in Kyoto). He was the first to create a float called "Akajishi" or red lion. He dedicated it to the Karatsu Shrine.
In the Edo era, commoners were not allowed to enter the shrine because the shrine was exclusively managed by the warrior class of the Karatsu clan. But during Kunchi, the general public was allowed to enter the shrine to celebrate the festivals.Firefighters in each town around Karatsu Castle used to manage each Hiki-Yama in Edo era. Participants are wearing beautiful Happi which the firefighters used to wear. These Happi are designed in different ways in each town. 

The shouting is "Enyah!  Enyah!"
The second day of the festival is called Otabisho-Shikou. At the event, all of the Hikiyama are pulled in and out of a sand area called Hikikomi and Hikidashi. Due to the heavy weights of the floats, it must be quite difficult to move them; however, this hardship has become a crowd-pleasing spectacle. On the final day, all of the Hikiyama are paraded around the city during the daytime. 

Karatsukunchi is designated as a national intangible asset.



Aka-Jishi (Red Lion) Katana-cho



Tai (Porgy) Uoya-cho



Ao-Jishi(Blue Lion) Naka-cho



Hiryu(Flying Dragon) Sin-cho



Houou-Maru(Phoenix Sihip) Ooishi-cho



Urasima-Tarou(A Boy of An Allegory) Zaimoku-cho



Kin-Jishi(Golden Lion) Honmachi-cho



Nana Hou-Maru (A 7 treasures Ship) Egawa-cho



Sakenomi-Douzi (A Boy of A Prodigious drinker) Yoneya-cho



Syachi(Orca) Mizunushi --cho



Takeda Shingen :(A Feudal Warlord) Momen-cho




Tamatori-Jishi( A Lion ) Kyou-machi



Uesugi-Kenshin(A Feudal Warlord) Hirano-cho



MinamotonoYoshitsune (A Genious Warrior ) Gohuku-cho

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10年以上前に撮った夜の曳山.
フォトジェニックな姿に酔いしれました。
  


Posted by いっきゅう  at 23:59Comments(0)英語でふるさと案内