2010年04月06日

『東のエデン』

『100億でこの国を建て直せ。』というミッション。そのミッションを実現するために具体的なことは特殊な『ケイタイ』から巨大システムになんでもオーダーできる。しかし、実行出来なければ抹殺される・・・。本人の意思と関わらず、選ばれし人間は何をするのか?主人公とその仲間たちは就職できない新卒世代。彼らは、そのお金とシステムでこの国をどう導くというのか?ネットでつながった無数のニートたちが重要な鍵を握る・・・。これが、アニメーション『東のエデン』のストーリーです。『今』を映し出しておもしろいです。

『13歳のハローワーク』の著者村上龍氏は、今の就職氷河期の要因は『企業側がもはや時間とお金をかけて社員を育てる余裕がなくなり、即戦力(国籍を問わず)を採用するようになったからだ。』と指摘しています。にもかかわらず『日本の学生側は相変わらず、リクルートスーツで、練習してきた面接問答を繰り返すだけ。即戦力で戦える武器も何もないので、何社何十社受けても採用されないのだ。』と・・・。厳しいですね。

即戦力になるための武器を獲るためには、学生たちはもはや、のほほんとしたモラトリアムを謳歌することは出来なくなったようです。また、大学の方も変わる必要があるようです。




Posted by いっきゅう  at 09:32 │Comments(0)

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