2008年11月15日
英文法はおもしろい。
英文法はおもしろい。
英語を勉強していると、日本語との違い、物事の表現、捉え方の違いがわかり、
面白い発見をします。
多くの人が嫌いな英文法ですが・・・それを学ぶことで、我々があたりまえだと
思っている日本語の表現のおもしろい特徴が見えてきます。言い換えれば、
母国語である日本語を外国語のように外部から見直すことができるのです。
とは言うものの英語はホントうるさいです。
主語と目的語。時間軸に関する細かいルール。言わんとしていることが
限定されるものか、非限定なのか・・・・。
名詞が数えられるものかないか、などなど、いちいちルールがあって
うるさいのです・・・。
一例:【食べる時に注意しなければいけないことは、よく噛むことです。】
この文を英語的に読むと・・・主語は誰?私なのか?あなた?我々?
また、食べるって、何を?と疑問が残ります。
(ちなみに、英語では一般論言う時の主語は、we でなくyou を使います。)
次の例:【私は学校に行っています。】
英語の時制から見れば、これは、今、行っている最中なのか?(現在進行形)
・日常的に行っている、つまり習慣的なものなのか。(現在形)
・ある期間を経て現在にいたるまでの行為なのか。
つまり、数年間通っている。という意味で。
(現在完了・あるいは現在完了進行形)なのか、あいまいでわかりません。
このように、日本人の感覚からすれば、いちいちうるさいなー。
と思うことを英語はめちゃくちゃこだわるのですね・・・・
じゃ、何が面白いかというと・・・日本語だけ使っていると、
表現できてないけど、たしかにある感覚を意識できることです。
例えば、【財布をなくしちゃったよ~。】は、あきらかに【現在完了の感覚】を
(過去の出来事の影響が現在の状況までつづいている。)
表現しているわけです。我々はその感覚を持ってるけど、
文法ルールとして厳密に使い分けてないだけです。
言葉の表現にちがうアプローチがあることを知るとだけで
気持ちがすーっとしませんか?私は、あっ、そうか・・・、
たしかにそういう言い方あるよな、と知って、すーっとします。

新田川にて
日本人はよく、空気を読め、つまり、文脈を読め。といいますね。さもなくば、
勘の鈍い奴だ、【KY】なんていわれちゃいます。
つまり、コミュニケーションにおいては、受け手、つまり聞き手や読み手の方
が一生懸命努力しなければいけません。
一方、英語は、できるだけ、誤解のないようにクリヤーにストレートに、
話したり、書いたりします。送り手、つまり、話し手、書き手がの方が
いっぱい努力しなければなりません。
こういう文化の違いがそれぞれの言語の文法に現れている、
あるいは、こういう文法をもつ言語から、そういう文化が生まれている・・・。
どうです? なんかおもしろくありませんか?
英語を勉強していると、日本語との違い、物事の表現、捉え方の違いがわかり、
面白い発見をします。
多くの人が嫌いな英文法ですが・・・それを学ぶことで、我々があたりまえだと
思っている日本語の表現のおもしろい特徴が見えてきます。言い換えれば、
母国語である日本語を外国語のように外部から見直すことができるのです。
とは言うものの英語はホントうるさいです。
主語と目的語。時間軸に関する細かいルール。言わんとしていることが
限定されるものか、非限定なのか・・・・。
名詞が数えられるものかないか、などなど、いちいちルールがあって
うるさいのです・・・。
一例:【食べる時に注意しなければいけないことは、よく噛むことです。】
この文を英語的に読むと・・・主語は誰?私なのか?あなた?我々?
また、食べるって、何を?と疑問が残ります。
(ちなみに、英語では一般論言う時の主語は、we でなくyou を使います。)
次の例:【私は学校に行っています。】
英語の時制から見れば、これは、今、行っている最中なのか?(現在進行形)
・日常的に行っている、つまり習慣的なものなのか。(現在形)
・ある期間を経て現在にいたるまでの行為なのか。
つまり、数年間通っている。という意味で。
(現在完了・あるいは現在完了進行形)なのか、あいまいでわかりません。
このように、日本人の感覚からすれば、いちいちうるさいなー。
と思うことを英語はめちゃくちゃこだわるのですね・・・・
じゃ、何が面白いかというと・・・日本語だけ使っていると、
表現できてないけど、たしかにある感覚を意識できることです。
例えば、【財布をなくしちゃったよ~。】は、あきらかに【現在完了の感覚】を
(過去の出来事の影響が現在の状況までつづいている。)
表現しているわけです。我々はその感覚を持ってるけど、
文法ルールとして厳密に使い分けてないだけです。
言葉の表現にちがうアプローチがあることを知るとだけで
気持ちがすーっとしませんか?私は、あっ、そうか・・・、
たしかにそういう言い方あるよな、と知って、すーっとします。

新田川にて
日本人はよく、空気を読め、つまり、文脈を読め。といいますね。さもなくば、
勘の鈍い奴だ、【KY】なんていわれちゃいます。
つまり、コミュニケーションにおいては、受け手、つまり聞き手や読み手の方
が一生懸命努力しなければいけません。
一方、英語は、できるだけ、誤解のないようにクリヤーにストレートに、
話したり、書いたりします。送り手、つまり、話し手、書き手がの方が
いっぱい努力しなければなりません。
こういう文化の違いがそれぞれの言語の文法に現れている、
あるいは、こういう文法をもつ言語から、そういう文化が生まれている・・・。
どうです? なんかおもしろくありませんか?
Posted by いっきゅう
at 09:49
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