2008年12月30日
「それでも地球は回ってる!」
あるアメリカの大学講師が、小泉八雲 (ラフカディオ・ハーン) の英文を日本人学生の書いたものと思って、真っ赤に添削したそうです。小泉八雲といえば、アイルランド出身の著名な英文学の著述者でなのですが・・・。たぶん、その文章がすこし古めかしく、アカデミックライテングとしては文学的すぎたのでしょう・・・。しかし、添削の結果が、より現代的な生きた論文にちかい英語になったのなら、添削者が著名な歴史的作家の文章と知らなかったこそ出来たのである、といえます。つまり、日本人学生であるという思いちがいが、「歴史的著名な作家の文章だから・・・」とういう思い込みから解放したのですね。
今年、西武ライオンズを就任一年目にして日本一に導いた渡辺久信監督がインタビューで、輝かしい経歴の中にあって、現役晩年は不遇でありました。そして引退した後、人知れず台湾で、それこそ、真っ白な状態で、未知の国の選手を指導に当たったことの経験が役に立っているのだ、といいました。現役時代の何度も日本一に輝いた経験から得た【物差しを一旦捨てた。】そして目の前にいる選手の目線に立つということ。が大切だ、といわれていました。
もちろん、上記の講師も渡辺監督も知識と経験がないと、いい指導は出来ないのはずです。でも、【思い込みを】を一旦括弧にいれることで、何かを正しく評価し、次なる一歩をより正しい方向へ踏みだせるのだと、思います。

佐里温泉のポピー
最近の世の中、ものすごい閉塞感が漂っていますが・・・「当たり前だと思ってきたことを、これは、思い込みではないか?思い込まされているのではないか?」と、括弧にいれて、目線を下げたり、上げたりみてみる、あるいは違う角度から見て、正しく目の前の状況を見据えて判断する、ことが大切な時代になってきたよう気がします。
あのガリレオ・ガリレイなど、圧倒的多数の圧倒的プレッシャーでもって、なんと弾劾されようととも、「それでも地球は回ってる!」といい続けたのですからね。でも、全人類的思いこみ、から違う目線から見てみた世界がまったく反対で、それが覆しようのない客観的証拠=科学を持って本当姿をガリレオに見せているのだから、これは、ガリレオが強いのが当たり前ですね。
今年、西武ライオンズを就任一年目にして日本一に導いた渡辺久信監督がインタビューで、輝かしい経歴の中にあって、現役晩年は不遇でありました。そして引退した後、人知れず台湾で、それこそ、真っ白な状態で、未知の国の選手を指導に当たったことの経験が役に立っているのだ、といいました。現役時代の何度も日本一に輝いた経験から得た【物差しを一旦捨てた。】そして目の前にいる選手の目線に立つということ。が大切だ、といわれていました。
もちろん、上記の講師も渡辺監督も知識と経験がないと、いい指導は出来ないのはずです。でも、【思い込みを】を一旦括弧にいれることで、何かを正しく評価し、次なる一歩をより正しい方向へ踏みだせるのだと、思います。
佐里温泉のポピー
最近の世の中、ものすごい閉塞感が漂っていますが・・・「当たり前だと思ってきたことを、これは、思い込みではないか?思い込まされているのではないか?」と、括弧にいれて、目線を下げたり、上げたりみてみる、あるいは違う角度から見て、正しく目の前の状況を見据えて判断する、ことが大切な時代になってきたよう気がします。
あのガリレオ・ガリレイなど、圧倒的多数の圧倒的プレッシャーでもって、なんと弾劾されようととも、「それでも地球は回ってる!」といい続けたのですからね。でも、全人類的思いこみ、から違う目線から見てみた世界がまったく反対で、それが覆しようのない客観的証拠=科学を持って本当姿をガリレオに見せているのだから、これは、ガリレオが強いのが当たり前ですね。
Posted by いっきゅう
at 18:18
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