2009年02月14日

【漱石と受験英語 文法と単語編】

漱石は佐賀県尋常中学校(現佐賀西高)に英語の授業参観に来ていたんですね。「英語教師 夏目漱石」によれば、漱石はそのときの授業の様子を好意的に評価しています。要約するならば、佐賀の平山先生の授業は発話を大切にしており、【音声と文法の融合の試み】において、訳読(和訳)にこだわらず、できるだけ英語を英語で理解できるようつとめておる、と。でもコレって、今さかんに言われている英語教育の方法論ですね。「何を今さら・・・」と、漱石先生は云ふのでせうか・・・・。

【漱石と受験英語 文法と単語編】
さて、いっきゅう文法対策です。

【文法】を学ぶことは正確に英文を理解し表現するために絶対必要条件です。
当然ですが中学校で学ぶ文法が一番重要です。英語は積み重ねなので、基本の中学文法をマスターなしでは、英語力の向上は望めません。当塾ではたとえ、高校生であろうと、中学・英文法が十分でないと判断されるばあい、中学英文法を徹底します。(英検では4級から3級レベルです。)文法の説明は、日本語の比較において英語の構文の特徴を際立たせることで、理解しやすくします。文法の背景にあるイメージや、文法の成り立ちを分かりやすく説明します。テキストは学校の教科書「サンシャイン・ホライゾンなど」に準拠しているドリルで徹底演習します。当塾のこの演習ドリルは、とにかくしつこいです。「またかよ・・・」というぐらい何度も何度も同じ構文を表現を変えて繰り返します。音読と書き取りを繰り返します。講師は赤ペンで○×をつけ、×は次回後日に確認します。重要な部分はいっきゅうノートに書き取ってもらいます。これも確認します。さらにまた、教科書から離れて【洋書SIIDE BY SIDE】で実際に英会話を実践し、同じ文法事項構文を表現や場面を変えて繰り返し繰り返し講師と対話すること(ロールプレイ)で「英語で聞いて英語で答える」で、定着化させます(感覚レベルに浸透させる)。漱石先生の云ふ、【音声と文法の融合の試み。】です。これは【個別指導の英語専門塾】だからこそ出来るのだ、と自負してます。

単語は重要です。
【単語】「読解力の半分は、単語力といっても過言でないのだ!」と言い切っていいかもしれません。「分からない単語があったら文脈で類推してみてください。」と言ってはおりますが、やはりそれも限度があります。単語力向上はコツコツと積み重ねていく他ありません。いっきゅうでは、生徒がわからなかった重要単語はそのつど「いっきゅうノートの書き取ってもらいます。」次回またその次と、確認します。やみくもに単語を詰め込むのではなく、文章のなかで品詞の働きを意識して、言葉との組み合わせとして覚えてもらいます。言葉は組みあわせです。慣用句のあつまりです。一個だけ単独で覚えても仕方がないことが多いです。日本語にもあるように、「お眼鏡に適う」「人気を博する」などセットひとつの意味を成す表現が英語でもいっぱいあります。

次回は、【受験英語リスニングと音声。】編です。

Have a great weekend!!
Best regards,

Hiroto Ikeda



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Posted by いっきゅう  at 16:50 │Comments(0)いっきゅう

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