2015年07月20日

『バカなおとなにならない脳』

『バカの壁』で有名な養老孟司『バカなおとなにならない脳。』を読んでいる。脳についての子供からの質問に対する、ラジオ相談室にようなエッセイ。読みやすく面白い。

頭の良し悪しについて、脳の機能性をあげていた。いろんな場面が想定されるが、とくに学習については、入力と出力の繰り返し(ループ)が肝心。この入出力のループを日々訓練することが大切だ、とある。

しかし普段は入力重用型の座学が多くなるのが現実だ。せっかくの夏休み。普段あまりやらない出力学習を意識した勉強方法:声に出したり、手を動かしたり、会話や作文、スピーチ。あるいは人に教える。説明する。(いっきゅうではやってますよ。) しばらくためしてはいかがでしょうか?

話はそれるが、我輩の母親は80過ぎで『般若心境』をなにも見ないで毎朝晩唱えている。我輩が暗誦出来ているのはほんの一部分だけだ。お経を暗誦できる年配方は多いような気がする。『気持ちと繰り返し』がだいじなのだろう。ただ、唱えるのではなく、心をこめて毎日、朝晩 読んでいくうちに、脳は自然と覚えるのだろう。

追記:『バカなおとなにならない脳』になるには勉強ばかりでなく、脳のループを訓練するため運動・遊びも大切だそうだ。


『バカなおとなにならない脳』


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Posted by いっきゅう  at 16:28 │Comments(0)読書いっきゅう学習法

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