2011年08月22日

うんちく慣用句

今朝、遅い朝食たべながら見た小学生向け教育番組の日本語の慣用句のクイズが面白かった。特に動物に関してもの、猫に小判、豚に真珠、すずめの涙・・・さすがに多いし、言いえて妙、実にうまいこと言っている。いつ誰が言い出してどのように広まり定着するのだろうか?(流布の仕方に都市伝説や流行語も近いものがあるかもしれない。)

一番感心したのは『海老で鯛を釣る』だ。小さな出費で大きな利益を得る・・・という投資をズバリ表現していると思う。最近の超ドル安・円高・金高で『海老で鯛を釣ろう』とする人がいるようだけど、『海老ではぜを釣る』結果にならないとも限らない。

英語を勉強している中でことわざや慣用句を学ぶもの楽しい。センター試験にも英語慣用句を説明した文を読んでその意味を当てる問題がある。たとえばPie in the Sky.これは日本語の慣用句『絵に描いた餅』と対応する。『絵空事 実現の可能性が極めて低い理想・計画』のことを言い表す。空に浮かんだおいしそうなパイ。手の届かないところにあるおいしそうなものから、なんとなく言葉のイメージから推測できる。でも中には『Face the Music=招いた結果をいさぎよく受けとめる』のようになんのことかよくわからないものがある。(この表現の由来には諸説あるらしい・・・。)でもその語感は好きだ。lovely

各言語の慣用句にはそこで話す人たちの習慣やものの考えが反映されており、それらが成り立つ文化や歴史的背景を知るのも楽しそうだ。

最近の私の場合、自作句『金魚に餌やり』が今の自分にぴったりくる。どういう意味かといえば、『施しを与えているものがそのことで心理的利益を得る』 金魚の餌をやりながら話しかけては癒されてます。happy02


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Posted by いっきゅう  at 16:47 │Comments(0)塾長のひとりごと。

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