2010年01月26日
自由英作:正直ものは損か得か??
受験の英作文(あるいは小論文)では与えられたテーマ(例:小学校で英語を教えることに賛成反対?)に対して、自分の意見を正直に述べるべきでしょうか?
いろんな参考書には『NO:正直である必要はない。』と書いてあります。なぜなら、採点者は、英語力と論理の展開を採点するわけで、『あなたが何を書こうが(でっち上げようが)には配点に影響させない(あくまで常識の範囲内ですが)から。』とあります。つまり、書き手はたとえ意に反してであろうと、正しい文法かつ適切な表現で、うまく具体な根拠付けしやすい方に結論づけて英文を書くほうが有利なわけです。
一方、カナダ人の私の先生の意見は『できるだけ正直であることが望まれる。正直であることで説得力ある根拠が出てくる。たとえ、うまい表現が出てこないのであれば、言い換えで言葉を尽くせ。そのほうが好感を持たれる。そしてなによりも、本来英語の勉強の目的は自分の意見を言うことではないか?』と言いました。
たしかに・・・
しかし、塾の講師としては、日本の受験事情を考えれば、受験生に後者を勧めることは難しいです。それはリスクが高すぎます。ただ両者は矛盾しないところもあるといえます。賛成・反対を決めるまえに、いろんな具体例を考慮に入れながら、根拠を明確に述べられると思える方が、結果的に自分の結論とも言えますから。

いろんな参考書には『NO:正直である必要はない。』と書いてあります。なぜなら、採点者は、英語力と論理の展開を採点するわけで、『あなたが何を書こうが(でっち上げようが)には配点に影響させない(あくまで常識の範囲内ですが)から。』とあります。つまり、書き手はたとえ意に反してであろうと、正しい文法かつ適切な表現で、うまく具体な根拠付けしやすい方に結論づけて英文を書くほうが有利なわけです。
一方、カナダ人の私の先生の意見は『できるだけ正直であることが望まれる。正直であることで説得力ある根拠が出てくる。たとえ、うまい表現が出てこないのであれば、言い換えで言葉を尽くせ。そのほうが好感を持たれる。そしてなによりも、本来英語の勉強の目的は自分の意見を言うことではないか?』と言いました。

しかし、塾の講師としては、日本の受験事情を考えれば、受験生に後者を勧めることは難しいです。それはリスクが高すぎます。ただ両者は矛盾しないところもあるといえます。賛成・反対を決めるまえに、いろんな具体例を考慮に入れながら、根拠を明確に述べられると思える方が、結果的に自分の結論とも言えますから。
