2010年10月22日
マイクロクレジット:担保なき融資
先週2010年度第2回英検1次おわりました。受験された方おつかれさまです。
でも、もうすぐ漢検があるそうですね。また11月は数検があります。(中学生諸君!いっきゅうは英検だけでなく数検3・4・5級も対策していますよ。)
さて、閑話休題。前回英検2級の英文記事が面白いと書きましたが、今回も2級予想問題ドリルから興味深いものがありましたのでそれに関連しておもうことを・・。
バングラデッシュのムハマド・ユヌスは貧困にあえぐ人たちに担保なし、保証人なしで融資するシステムつくりあげました。
そんなことができるの?と『一般常識』ではおもいがちですが、でもよくよく考えてみると担保できるような財産もなくてお金に困っている人が一番お金が必要なのに、銀行はそういう人にはいろんな条件をつけてなかなかすんなりとは貸しません。逆に借りる必要がないタイミングなると借りれ借りれ!とうるさいのです。マーク・トウェインの名言然り『銀行は天気に傘を貸し、雨に傘を奪い取る。』これは利用する側にすればまったく矛盾しますね。(自営業していますのでよくわかります。)
この矛盾をムハマド・ユヌスはグループ単位に小額融資することで解決しました。つまりグループの個々人が連帯でグループの借金を保証するということです。グループのメンバーは当然お互いの商売を助け合って連帯でその責任を負うことでグループで信用をつくり、さらにより大きな投資を呼び寄せることができる。貸す側も低所得者個人に貸すよりリスクが分散される。
この結果特に貧しかった女性の社会進出を後押しし、その子供たちにはいい教育をうけさせることで、いい職に就けるという循環を生み出しました。さらに経済全体も活性化する。このシステムは今や多くの途上国で採用されているそうです。そしてムハマド・ユヌスはノーベル平和賞を受賞しました。
失われた数十年といわれ、就職氷河期の日本。もはや単に名のある大企業にいれば一生安泰という時代は終わりつつあるなか起業家スピリット(ENTREPRENEUR SPIRIT):リスクをとって新しいことを挑戦する人たちのためにもこのマイクロクレジットは日本も有効ではないかと思う次第です。チャンスがたくさんある社会こそ未来があり、活性化していくのだと思います。
でも、もうすぐ漢検があるそうですね。また11月は数検があります。(中学生諸君!いっきゅうは英検だけでなく数検3・4・5級も対策していますよ。)
さて、閑話休題。前回英検2級の英文記事が面白いと書きましたが、今回も2級予想問題ドリルから興味深いものがありましたのでそれに関連しておもうことを・・。
バングラデッシュのムハマド・ユヌスは貧困にあえぐ人たちに担保なし、保証人なしで融資するシステムつくりあげました。
そんなことができるの?と『一般常識』ではおもいがちですが、でもよくよく考えてみると担保できるような財産もなくてお金に困っている人が一番お金が必要なのに、銀行はそういう人にはいろんな条件をつけてなかなかすんなりとは貸しません。逆に借りる必要がないタイミングなると借りれ借りれ!とうるさいのです。マーク・トウェインの名言然り『銀行は天気に傘を貸し、雨に傘を奪い取る。』これは利用する側にすればまったく矛盾しますね。(自営業していますのでよくわかります。)
この矛盾をムハマド・ユヌスはグループ単位に小額融資することで解決しました。つまりグループの個々人が連帯でグループの借金を保証するということです。グループのメンバーは当然お互いの商売を助け合って連帯でその責任を負うことでグループで信用をつくり、さらにより大きな投資を呼び寄せることができる。貸す側も低所得者個人に貸すよりリスクが分散される。
この結果特に貧しかった女性の社会進出を後押しし、その子供たちにはいい教育をうけさせることで、いい職に就けるという循環を生み出しました。さらに経済全体も活性化する。このシステムは今や多くの途上国で採用されているそうです。そしてムハマド・ユヌスはノーベル平和賞を受賞しました。
失われた数十年といわれ、就職氷河期の日本。もはや単に名のある大企業にいれば一生安泰という時代は終わりつつあるなか起業家スピリット(ENTREPRENEUR SPIRIT):リスクをとって新しいことを挑戦する人たちのためにもこのマイクロクレジットは日本も有効ではないかと思う次第です。チャンスがたくさんある社会こそ未来があり、活性化していくのだと思います。
