2011年09月18日
文脈スイッチ
最近はEテレ(教育テレビ)を良く見る。意外と面白いし、ためにもなる(『みんなのうた』はうたもイメージもほんとよく出来てます
)
なかでも『仕事学のすすめ』は興味深い。(いつも遅い夕ご飯を食べながら見てます♪)前回は司法試験の論文と面接対策は一般社会人にとってのプレゼン力の向上にに通じるものがある、と言う趣旨だった。肝心なことは採点・面接官・クライアントの知りたいことを伝えること。そのためには文脈を読み取る力が重要である、と。
さて英語の面接・記述型試験はもちろん、マーク試験もその文脈を読み解く力を試すもの内容が多い。ちょっと極端な会話の問題例として---『どうして英会話を勉強しているの?』という質問があるとして、対応する文で『英会話が好きだから。』『楽しいから』という選択肢は間違いだ。(こんなやりとり日常会話では、ままありがちですが・・ 。)単に主観を口にしているだけで、質問者の投げてきたボールを受けてとめてないから。正解となる選択肢とは客観的な視点で具体的であること。『将来、通訳の仕事したいから。』『外資系でグローバルに働きたいから。』等。文脈の裏づけなる根拠を見い出すこと(北野たけしさん:コマネチ大学数学科 曰く重要なことは因数分解のように共通項=普遍性、客観性をくくりだすこと、。)・・つまり文脈を読む力が試されてます。
ま、試験というものは、採点者や出題者とのコミュニケーション力を測るものであるともいえるだろう。就職、AO面接、入試論文一般筆記試験などでも文脈スイッチギアをフル回転することが大切だ。たとえば教員採用試験で『どうして先生になりたいんですか?』という質問に単に『子供が好きだから。』『教えるのが楽しいから。』というのは論外なのです。『ふ~ん・・だからなに?』と内心思われてるかも。
ところで『文脈を読む』は『空気を読む』とは似て非なるというか、むしろ対極にあるのかもしれない。空気は察する文化の会話。同質の文化価値観を持ったもの同士、夫婦や恋人、あるいは分かり合った友人同士の会話。『あれはあれだよな~』『そうそう・・それはそうよ』『うん、そうさ・・・』という小津映画のような会話。
一方、『文脈を読める』ということは、違う価値観をもった相手にわかる言葉で話したり聞き取る理解する能力のこと、だと思う。これは仕事の交渉には最重要であるし、異文化交流の次元となると尚更だ。価値観が多様化した今、古き良き昔の日本と違ってどんなに近しい間柄でも考えが異なる場合のことが多いといわれる。最近の傾向として意図をうまく伝えられない・汲み取れないと『空気が壊れて』キレる大人や子供が増えてるらしい。(『「あぁ!言い違いすれ違い」:Eテレより) というわけで文脈を意識してきちんとキャッチボール受け取り、相手に胸の胸元にきちんとボールを投げ返すことが大切な時代といえるとおもいます。
でもまあ、たまに『文脈スイッチ』を完全オフにしてゆる~い会話も悪くないですけど・・・。

なかでも『仕事学のすすめ』は興味深い。(いつも遅い夕ご飯を食べながら見てます♪)前回は司法試験の論文と面接対策は一般社会人にとってのプレゼン力の向上にに通じるものがある、と言う趣旨だった。肝心なことは採点・面接官・クライアントの知りたいことを伝えること。そのためには文脈を読み取る力が重要である、と。

さて英語の面接・記述型試験はもちろん、マーク試験もその文脈を読み解く力を試すもの内容が多い。ちょっと極端な会話の問題例として---『どうして英会話を勉強しているの?』という質問があるとして、対応する文で『英会話が好きだから。』『楽しいから』という選択肢は間違いだ。(こんなやりとり日常会話では、ままありがちですが・・ 。)単に主観を口にしているだけで、質問者の投げてきたボールを受けてとめてないから。正解となる選択肢とは客観的な視点で具体的であること。『将来、通訳の仕事したいから。』『外資系でグローバルに働きたいから。』等。文脈の裏づけなる根拠を見い出すこと(北野たけしさん:コマネチ大学数学科 曰く重要なことは因数分解のように共通項=普遍性、客観性をくくりだすこと、。)・・つまり文脈を読む力が試されてます。

ま、試験というものは、採点者や出題者とのコミュニケーション力を測るものであるともいえるだろう。就職、AO面接、入試論文一般筆記試験などでも文脈スイッチギアをフル回転することが大切だ。たとえば教員採用試験で『どうして先生になりたいんですか?』という質問に単に『子供が好きだから。』『教えるのが楽しいから。』というのは論外なのです。『ふ~ん・・だからなに?』と内心思われてるかも。

ところで『文脈を読む』は『空気を読む』とは似て非なるというか、むしろ対極にあるのかもしれない。空気は察する文化の会話。同質の文化価値観を持ったもの同士、夫婦や恋人、あるいは分かり合った友人同士の会話。『あれはあれだよな~』『そうそう・・それはそうよ』『うん、そうさ・・・』という小津映画のような会話。
一方、『文脈を読める』ということは、違う価値観をもった相手にわかる言葉で話したり聞き取る理解する能力のこと、だと思う。これは仕事の交渉には最重要であるし、異文化交流の次元となると尚更だ。価値観が多様化した今、古き良き昔の日本と違ってどんなに近しい間柄でも考えが異なる場合のことが多いといわれる。最近の傾向として意図をうまく伝えられない・汲み取れないと『空気が壊れて』キレる大人や子供が増えてるらしい。(『「あぁ!言い違いすれ違い」:Eテレより) というわけで文脈を意識してきちんとキャッチボール受け取り、相手に胸の胸元にきちんとボールを投げ返すことが大切な時代といえるとおもいます。
でもまあ、たまに『文脈スイッチ』を完全オフにしてゆる~い会話も悪くないですけど・・・。
