2013年10月01日
家出と絵本
あの千葉の行方不明だった女子高生が無事見つかったそうですね。『ああ、生きててよかった。』と、多くひとが安堵したはずです。報道によれば、77日もの間一人で野宿して生きていたそうです。女の子が巻き込まれるむごい事件が多い昨今、無事だったことは何よりです。本人は切羽詰った思いを抱えきれなかったのでしょうか・・・。そして関係者はどんなに心配だったことでしょう・・・。
それにしても彼女、この間、どんな思い、何を考えてその間を過ごしていたのだろう・・・?見つかったところが神社の祠ということで、神様にいろいろ悩みを聞いて貰ったのでしょうか?野山果実や畑の作物を食べていたらしいので必死に生きようとしていたことだけはわかります。
さて、この事件を聞いて、絵本の名作、『わたしのきもちをきいて。家出編 手紙編』 (ガブリエルバンサン 作) のことを思い出さないわけいきません・・・。多感な少女の家出のお話を見事な水彩画で描かれています。少女の『モノローグ』が絵本のナレーションです。どうやら、大好きなおとおさんとおかあさんに不満がありそうです。森に迷い込んだり、大きなお屋敷の庭に這いこんだり、小さな冒険をします。ひとりでいたかったはずが、いつのまにさみしくてたまらなくなります。そしておとうさんおかあさんに、あいたくて、あいたくて、おうちにかえりたくなります。手紙を書いて、おとうさんおかあさんに素直な気持ちを伝えようとします・・。

迷い込んでしまった森の中たったひとり・・・不安でいっぱい・・・そこで彼女にとってほんとうたいさつなひとが誰かを、おもい知らされます。そして、直接ではないにしても、手紙という形で気持ちを伝えようと決心します・・・ここに少女の成長が伺えます。
絵本の少女はまだ小学生のようです。千葉の女子高生はもうちょっと事情が複雑なのかもしれません。衰弱していてまだ何も話してないそうですが、回復したら彼女のこの『ちょっと人騒がせな大冒険』をゆっくりく聞いてみたい気もします。
それにしても彼女、この間、どんな思い、何を考えてその間を過ごしていたのだろう・・・?見つかったところが神社の祠ということで、神様にいろいろ悩みを聞いて貰ったのでしょうか?野山果実や畑の作物を食べていたらしいので必死に生きようとしていたことだけはわかります。
さて、この事件を聞いて、絵本の名作、『わたしのきもちをきいて。家出編 手紙編』 (ガブリエルバンサン 作) のことを思い出さないわけいきません・・・。多感な少女の家出のお話を見事な水彩画で描かれています。少女の『モノローグ』が絵本のナレーションです。どうやら、大好きなおとおさんとおかあさんに不満がありそうです。森に迷い込んだり、大きなお屋敷の庭に這いこんだり、小さな冒険をします。ひとりでいたかったはずが、いつのまにさみしくてたまらなくなります。そしておとうさんおかあさんに、あいたくて、あいたくて、おうちにかえりたくなります。手紙を書いて、おとうさんおかあさんに素直な気持ちを伝えようとします・・。
迷い込んでしまった森の中たったひとり・・・不安でいっぱい・・・そこで彼女にとってほんとうたいさつなひとが誰かを、おもい知らされます。そして、直接ではないにしても、手紙という形で気持ちを伝えようと決心します・・・ここに少女の成長が伺えます。
絵本の少女はまだ小学生のようです。千葉の女子高生はもうちょっと事情が複雑なのかもしれません。衰弱していてまだ何も話してないそうですが、回復したら彼女のこの『ちょっと人騒がせな大冒険』をゆっくりく聞いてみたい気もします。