2015年05月01日

星めぐりの歌:宮沢賢治と散策

”あかいめだまのさそり、 
ひろげた鷲のつばさ、 
あをいめだまの小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高くうたひ・・・・”

星めぐりの歌:宮沢賢治と散策

先日、宮沢賢治の『星めぐりの歌』をモゴモゴと口ずさみながら久しぶりに昔通った小学校への通学路周辺を歩いた。何十年ぶりに歩く道もあった。当時と変わってないところ、まったく変わってしまったところ・・。坂道、川、家屋 、裏路地・・なんどか夢でも見たような場所。走ったり、しゃがんだり、笑ったり、転んだり・・道草ばかりしていた光景が浮かんできた。懐かしさとどこかしら不思議さが入り混じった感覚に浸って歩いた。

星めぐりの歌:宮沢賢治と散策

宮沢賢治は自然豊かな故郷の散策を好み、多くの発想を得たという。賢治のすごいところは、足元のミクロな自然 (朝日にキラメク蜘蛛の巣の震えや小さい虫の目玉など・・。)から得た想像力を宇宙大まで爆発させているところだ。ただ歩くだけで自然から発せられる無限のエネルギーを全身に受信して全感覚あるいは全霊魂が反応してしまう特殊な能力をもっていたんだろう・・・。


星めぐりの歌:宮沢賢治と散策

賢治から見れば遥か何万光年ぐらい遠く及ぶことはない凡才の我輩であるが、ほんのすこしだけ『宮沢賢治』を気取ってみた。腕を後ろに組んで五感を研ぎ澄まして宇宙を感じようと歩いてみた。

星めぐりの歌:宮沢賢治と散策




星めぐりの歌 宮沢賢治 作詞 作曲 林 光編曲

すごい、まるでニューエイジだ・・。 時代超えてるなぁ・・。



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Posted by いっきゅう  at 09:01 │Comments(0)読書

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