2008年11月25日

英語は断然わかりやすいのです。

英語の特徴は、徹頭徹尾、明確であろうとすることです。それがわかれば、英語はホント分かりやすい言語なんです。

英語講師をつづけて約、1年半経った今(とある進学塾でおもに中・高生受験生に英語を教えてきました。)教えることに手ごたえを感じています。とくに、一番苦労した生徒さんたち、つまり、英語が苦手で苦手で文法にガンジガラメになっている学生さんに対する、授業の方法がわかりました。 それは、生徒にいかに【目の前のその英語が一生懸命になって、あなたにわかってもらおうとしているか・・・】を教えることです。


英語は断然わかりやすいのです。
豊後高田の看板犬


具体的に言えば、英文は前から読み下すべしっ!!コレを使うと、もつれていた糸がするすると、ほぐれるように、生徒は分かりだします。 ま、方法としてごくごくありふれた方法なのですが・・。最初は時間かけてもかまいませんので、前から前から、読んでいきましょう。いちいち、きれいに訳することもいりません、ただ英文が言わんとすることに集中して前から前から理解していくのです。そうすれば、な~んだ、英語って分かりやすい言葉なんだ、ということが分かるようになりますよ。

英語の主語+述語動詞の関係を見ていけば話が早いです。
(結論が早く見える。)
日本語順例だと「夕べ、私は久しぶりに会った旧友と共に伊万里の有名なすし屋でおいしい寿司を食べた。」

ところが、英語だと、【夕べ、私は食べた/(何を?)おいしい寿司を / 旧友と/ ひさしぶりにあった / (どこで?)とあるすし屋で/ 伊万里にある。】となります。どうですか?【夕べ、私は食べた/(何を?)寿司を】という中心になる情報がはじめにある分、明快で話が早くありませんか? 

Noを言う場合も、まず、I don’t think…となりますが、日本語では、否定が文末にきますので、肝心なことが最後まで読まないと、分からない。ある意味、日本語は寛容で、やさしい。でも、同時にそのあいまいさがもどかしくもあるのです。その点において、英語はセッカチ、厳密で厳しいです。

結論。英語のほうが日本語より、要点は捕らえやすいです。(単文だけでなく、長文においても、英語は読者にとって分かりやすくあることが徹底されています。このことについてはいづれ、別の機会に・・・。) 要するに、前から前からリズムよく要点を押さえてい((誰が?どうした?なにを?だれと?いつ?・・・)この方法で読む癖をつけると、だんだん英語モード(英語を日本語順に変換しない。)に頭を切り替えることができ、どんどん英語が分かりだします。そして楽しくなり、英語が好きになりますよ。速読力・読解力、リスニング力、ライテング、スピーキング力すべてにいい効果が現れることを約束します。

【英文は前から。】いっきゅうではコレを徹底します。



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Posted by いっきゅう  at 09:33 │Comments(0)学習法

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