2012年11月01日

古典の日

今日11月1日は古典の日だそうです。法案が通って法律でそうなってるそうです。
いつのまに・・全然知らなかった。。。

オイオイ、国会はもっと緊急にやらなければならない大事なことがあるだろう。angry
優先順位というものがないのか・・・?と思った次第です。

とはいうものの古典は面白い、ということに最近になってわかった次第でもあります。confident

勉強のため古文のテキスト読んでいるうちに設問のことなど忘れて、いにしえびとの『ツブヤキ』にウンウンわかるわかる、そうそう、あるある・・・感で共感したり、へぇ~ そうおもうか?そういう考えかたをするのか・・など違うものの見方に感心したり・・・また言葉の言い回しにも感心したり・・・。happy01


数学のコムズカシイ問題を取り組んでいる合間にちょっと『古典ブレイク』をしてます。どうも使う脳の部位が違うようでリフレッシュできるのです。ブレイク後、さっきまで苦戦した数学の問題へのヒラメキがあったりするのですね~。面白いですね~。happy02  


Posted by いっきゅう  at 18:11Comments(0)塾長のひとりごと。

2012年10月20日

栗山監督とコーチング

子供へのコーチングの勉強をしています。
塾生にはいつもやる気を持って、いい気持ちで勉強して欲しいから。happy02

子供へのコーチングで大切なことは『子供の自立をサポートすること。』
なかでも傾聴する(文字通り心から耳を傾ける)ことが大切だそうだ。

決めつけや一方的に『ああしなさい!こうしない!あれはダメこれはダメ!』はたとえ正しい事でも子供の自立の障害になることもあるらしい・・。

そう言う意味では昔ながらのスパルタ式教育は時代遅れなのだろうか?
例えば巨人の星の大リーグ養成ギブスに象徴される父息子関係のような・・・。

昨日、栗山新監督率いるファイターズはホークスを破り(コレは残念。crying
日本シリーズ進出を決定しました。先日のテレビでのインタビューを見ていて栗山新監督のコーチングメソッドは学ぶ点が多くあるように思えます。happy01

栗山監督注目していこうと思います。(悔しいけど・・・)  


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2012年10月09日

数学者は損?

山中伸弥教授の生理学・医学ノーベル賞授賞!!
とても元気をもらいました~。happy01

ところで、ノーベル賞の発表の度に気になるのが数学にはノーベル賞がないということ。理由はノーベル賞の創設者ノーベルが『優秀な数学者であった恋敵に自分が設けた賞をうばれてしまうのを嫌がったせい。』という有名な都市伝説?があるようです。

ノーベル賞の代わりと言っては失礼だけど、数学で最も権威のあるといわれているのはフィールズ賞です。でも、あまり世間の注目を集めているとは言えません・・・。sad

さらに損してるのが、数学でどんなに偉大な功績を上げても特許や著作権は原則的には生じないそうです。数学の公理・定理はあくまでも『数の世界の中の発見』扱いで『発明』や『創作』でもないからという理由らしい。(世の中にはパクリやクズのような著作物であふれかえってるのに・・。)

なんだか数学者は割に合わない気がしませんか?。pout
数学は科学・技術だけでなく経済学などにも広く応用され中心的役割を果たしているにもかかわらず・・。

それでも、数学に人生をかける人は跡を絶たないそうです。
頑張れ数学者~。smile
  


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2012年06月28日

追悼 ノーラエフロン

追悼 ノーラエフロン

あのオシャレで愉しくて、心あたたまる傑作『ユーガットメール』の監督、脚本家のノーラエフロンさんが先日亡くなられたそうだ。

ああ、『ユーガットメール』・・・いったい何回観ただろうか・・・。
DVDがなかった頃、ヴィデオで、トムハンクスが言うノックノックジョーク
のダジャレを聞き取ろうとなんど巻き戻したことか・・・。
今じゃ、英語字幕ですぐ分かっちゃうけどね。
そのあともDVDで字幕なし・付きを繰り返し飽きずに見たな~。
英語のオシャレなセリフ満載です。

でも単なるオシャレなラブコメディでなく当時の世相を見事に映し出してるんです。
大手資本書店が零細書店を潰していく時代背景のなか、今じゃ珍しくないインターネットから発展する恋愛模様は時代を先取りしてましたね。
またスタバはこの映画で日本に紹介されたようなものだし・・・。

サントラの名曲の数々・・とくに、キャロルキングが歌う感動的なエンディングテーマ:『any one at all』 はほとんど全部歌詞を口ずさめるぐらい聞き込んだし今も良く聴ききます。



彼女の洋書エッセイも何冊か持ってる。映画のよう軽妙で知的な文体です。

.ノーラエフロンさんのご冥福を祈ります。
  


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2012年05月24日

アメリカ流・日本流

MLB:先日の試合でダルビッシュが乱調で5回で途中で早々と降板してしまったことについて、ダルビッシュ本人が監督に直接謝罪し、それに対して監督は謝罪なんてする必要はない、と言ったそうだ。

-----謝罪に対する認識、とくに、プロの世界の中の、日米の違いが垣間見られる。と思う。

アメリカ流で解釈すれば、『プロなら謝罪する言葉はいらない。全ては結果なのだ。いくら謝罪しても結果が変わるわけでもない。重要なことは一つ、実績を残すことだ。ダメなら国に帰れ。』ということだろうか・・・。

そういえば、アメリカ人のインテリ芸人のパックンが、ビジネス英語では『I ‘ll Do My Best.』を言うのはふさわしくない、と言っていたのを思い出した。仕事でベスト尽くすことは口出さずとも当たり前なのだから、わざわざ言う必要があろうか?と。そんなんじゃプロフェッショナルと言えないぞ、と。

そうそう、メジャーではデットボールを当てても投手は相手に謝らない、いや謝ってはいけないという慣例・流儀があるそうである。ふむむ・・・厳しいですね、アメリカ流は。

言葉を比較してみても英語というなりたちを見れば(文法や言葉の定義など)より物理的あるいは数学的に現実を厳密に直視し表現する傾向にあると、思う。

日本語はむしろ、人々同士の関係性、あるいは自然の流れに対する、いわゆる情緒(文学的)をクッションを置いて柔らかく現実を表現する傾向にあるのではないか、と思います。

私は後者が楽に感じます・・・典型的日本人です。(笑)と同時に、英語の合理性にとても惹かれるのです。
  


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2011年11月02日

使えば使うほど増えるものは・・?

・・知恵。

自宅のトイレにぶらさがっている今月のカレンダーの教訓は『知恵は使うほど増える宝物』であった。なるほど脳細は年をとるほど減っていくけど脳の各部位をネットワークするシナプスは脳を使えば使うほど成長すると聞いたことがある。

仮説:『手はシナプスとつながっている。』

とにかく手を動かして問題を解く。(単なるまる写しではなく。)手の動きと脳の活動に連動して脳内物質の(アドレナリン、ドーパミンなど)活性化しシナプスが発達する。実感としては微積分の複雑な問題を夢中で計算をしていると手が脳の機能を持っているかのような感覚をもつことがある。雑念がなく、ある種のメデテイション状態に達しているような気分。(走る人が陥るランナーズハイに近いのかな?)そして問題が出来た時の達成感=快感は何物にも代えがたいのです。happy02

今月の教訓はたしかに脳医学的にもあたっていると思うのです。eye
  


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2011年09月18日

文脈スイッチ

最近はEテレ(教育テレビ)を良く見る。意外と面白いし、ためにもなる(『みんなのうた』はうたもイメージもほんとよく出来てます happy02 )

なかでも『仕事学のすすめ』は興味深い。(いつも遅い夕ご飯を食べながら見てます♪)前回は司法試験の論文と面接対策は一般社会人にとってのプレゼン力の向上にに通じるものがある、と言う趣旨だった。肝心なことは採点・面接官・クライアントの知りたいことを伝えること。そのためには文脈を読み取る力が重要である、と。think

さて英語の面接・記述型試験はもちろん、マーク試験もその文脈を読み解く力を試すもの内容が多い。ちょっと極端な会話の問題例として---『どうして英会話を勉強しているの?』という質問があるとして、対応する文で『英会話が好きだから。』『楽しいから』という選択肢は間違いだ。(こんなやりとり日常会話では、ままありがちですが・・ 。)単に主観を口にしているだけで、質問者の投げてきたボールを受けてとめてないから。正解となる選択肢とは客観的な視点で具体的であること。『将来、通訳の仕事したいから。』『外資系でグローバルに働きたいから。』等。文脈の裏づけなる根拠を見い出すこと(北野たけしさん:コマネチ大学数学科 曰く重要なことは因数分解のように共通項=普遍性、客観性をくくりだすこと、。)・・つまり文脈を読む力が試されてます。animal2 

ま、試験というものは、採点者や出題者とのコミュニケーション力を測るものであるともいえるだろう。就職、AO面接、入試論文一般筆記試験などでも文脈スイッチギアをフル回転することが大切だ。たとえば教員採用試験で『どうして先生になりたいんですか?』という質問に単に『子供が好きだから。』『教えるのが楽しいから。』というのは論外なのです。『ふ~ん・・だからなに?』と内心思われてるかも。crying 

ところで『文脈を読む』は『空気を読む』とは似て非なるというか、むしろ対極にあるのかもしれない。空気は察する文化の会話。同質の文化価値観を持ったもの同士、夫婦や恋人、あるいは分かり合った友人同士の会話。『あれはあれだよな~』『そうそう・・それはそうよ』『うん、そうさ・・・』という小津映画のような会話。

一方、『文脈を読める』ということは、違う価値観をもった相手にわかる言葉で話したり聞き取る理解する能力のこと、だと思う。これは仕事の交渉には最重要であるし、異文化交流の次元となると尚更だ。価値観が多様化した今、古き良き昔の日本と違ってどんなに近しい間柄でも考えが異なる場合のことが多いといわれる。最近の傾向として意図をうまく伝えられない・汲み取れないと『空気が壊れて』キレる大人や子供が増えてるらしい。(『「あぁ!言い違いすれ違い」:Eテレより) というわけで文脈を意識してきちんとキャッチボール受け取り、相手に胸の胸元にきちんとボールを投げ返すことが大切な時代といえるとおもいます。

でもまあ、たまに『文脈スイッチ』を完全オフにしてゆる~い会話も悪くないですけど・・・。confident


  


Posted by いっきゅう  at 12:06Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年08月30日

64円の重み

暑い暑い夏休み最後の日曜日は学生にはちょっとブルーな気分だったかもしれない。wobbly

そんな日曜日、思うことあって本を買い取りに出した。大き目のダンボールずっしり3箱分の合計はたったの64円だった。保存状態(長い間山積してた。)が良くないものが多かったので値段がつかないらしい。かといって持ち帰る気持ちにもなれず全部引き取ってもらった。

なんだか64円がすごく重く感じた。

お金の重みの感じ方というのは時と場合でだいぶ違う。例えばギャンブル(私はしませんが。)や投資の損得は金額ひとつふたつ桁が大きくなっても概ね平気でいられるようだ。

雑誌『プレジデント』によれば投資で一番リターン率(期待値)が高いのは『自分に投資すること』だそうだ。自分の将来のために、時間と労力とお金をつぎ込む。MBA、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、TOEIC、医師、看護士、介護士 FP・・・資格を取り、自分がやりたい仕事をするため、自分にお金と時間とエネルギーを投じる。

車や不動産や先物やFX,株、投機マネーは、不確実要素が大きいだけでなく損をしたら、ただ損という事実だけがのこる。また大きく儲けるためには大きな元手も必要だ。一方、自己投資は目に見えない知的財産が蓄積されるし、やればやるだけ成功率はより向上するので投機のように運任せではなく、自分次第で勝ち取ることができる。精神的(やりがい・達成感・充実感)リターンもついてくるし・・。

幸か不幸か今多くの学生やサラリーマンが将来のために自己投資しなくてならない時代でもあるのだ。ウチの塾生も自分の将来のため親御さんに経済的に援助してもらいながら、労力と時間を投資しているといえる。

私も塾生のための塾への投資を考えています。何をするかいずれ発表したいとおもいます。clover

しかし、64円・・・いろいろ考えさせられる。sad  


Posted by いっきゅう  at 22:02Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年08月22日

うんちく慣用句

今朝、遅い朝食たべながら見た小学生向け教育番組の日本語の慣用句のクイズが面白かった。特に動物に関してもの、猫に小判、豚に真珠、すずめの涙・・・さすがに多いし、言いえて妙、実にうまいこと言っている。いつ誰が言い出してどのように広まり定着するのだろうか?(流布の仕方に都市伝説や流行語も近いものがあるかもしれない。)

一番感心したのは『海老で鯛を釣る』だ。小さな出費で大きな利益を得る・・・という投資をズバリ表現していると思う。最近の超ドル安・円高・金高で『海老で鯛を釣ろう』とする人がいるようだけど、『海老ではぜを釣る』結果にならないとも限らない。

英語を勉強している中でことわざや慣用句を学ぶもの楽しい。センター試験にも英語慣用句を説明した文を読んでその意味を当てる問題がある。たとえばPie in the Sky.これは日本語の慣用句『絵に描いた餅』と対応する。『絵空事 実現の可能性が極めて低い理想・計画』のことを言い表す。空に浮かんだおいしそうなパイ。手の届かないところにあるおいしそうなものから、なんとなく言葉のイメージから推測できる。でも中には『Face the Music=招いた結果をいさぎよく受けとめる』のようになんのことかよくわからないものがある。(この表現の由来には諸説あるらしい・・・。)でもその語感は好きだ。lovely

各言語の慣用句にはそこで話す人たちの習慣やものの考えが反映されており、それらが成り立つ文化や歴史的背景を知るのも楽しそうだ。

最近の私の場合、自作句『金魚に餌やり』が今の自分にぴったりくる。どういう意味かといえば、『施しを与えているものがそのことで心理的利益を得る』 金魚の餌をやりながら話しかけては癒されてます。happy02
  


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2011年08月06日

花火と蝉と金魚君

今日の最後のコマの授業の塾生は皆、オープンキャンパス、部活合宿、遠征、花火大会お見学bleah等で休講。というわけで教室で花火の音をひとりでのんびり聞きながら怒涛の夏期講習の疲れを感じながらぼーっとしている。でも悪くない感じの疲れだ。去年/一昨年は、花火の音を聞きながら受験生らセンター試験対策をしていたのが懐かしい。(早いもので塾第一期生は大学2年になるんだな。)

しかし、今年の夏は蝉が元気すぎるっ。自宅の庭に樹木のギンギンの蝉の声に朝は決まって5時半頃に起されるのだ。夜は夜で塾がおわる10時過ぎごろまでギンギンやってるし・・・。あの小さいカラカラの身体のどこにそんなエネルギーが潜んでるんだろう?

そうそう、うちの金魚君も夏バテ知らずだ。餌をつまんでおーいと呼べば、尾ひれブンブンをふって口を水の上に上げパクパクパクパク・・・。『きみは犬金魚ですか?』と言いたい。この犬金魚君はいつもガラスに映った自分の姿に向かっていつもツンツンやっている。映った姿を『別人』いや、『別金』とおもっているのだろうか?『きみきみ、いつまでそんなことやっとるん?飽きないのかネエ?』とガラス鉢の外から突っ込みを入れてるこの私もちょっと見方を変えれば、この金魚君と実はあんまりかわりがないのかもしれない。sad


 
先日の朝のAMラジオからこの曲が流れてるのを聴いてとても懐かしい夏を感じた。
  


Posted by いっきゅう  at 21:04Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年07月22日

夢のエネルギー

ウルトラマンは3分でエネルギーが切れるのでそれまでに敵を倒さなければならない。この設定、今の節電の状況を思えばなかなかリアリティがある。run

ラピュタの『飛行石』だっけ?その夢のエネルギー資源をめぐっての大活劇アニメだったが、もし本当に飛行石がこの世に存在するなら、それをめぐって人類は争うのだろうか・・・?もしそれが普通にその辺の石ころとまでもいかないが、黒曜石並みにあれば潤沢なエネルギー保証された人類は資源争奪戦から解放されるのだろうか?もし無公害の無限エネルギー手軽に利用ができる日が来たら、世界から戦争はなくなるだろうか?貧困はなくなるだろうか?eye

自家発電が注目される中、意外と身近なことで自家発電できそうなものとして思いついたのがダイエット発電。たくさんのヒトがダイエットのため日々身体エネルギーを懸命に消費してるけどもったいない気がする。あれを集めると(例:携帯バッテリーみたいなもので)どんだけのエネルギーがあつめられるのだろうか?健康で無害でコストいらず。一石三鳥である。think

そういえば以前、中学生の塾生が『仮面ライダーのベルトのプロペラは風力発電だとすれば、仮面ライダーはすぐ体力不足で倒れるはず。』と『空想科学読本』のネタを教えてくれたっけ。たぶんあのベルトのプロペラには飛行石が入ってる違いない。bleah

  


Posted by いっきゅう  at 16:43Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年07月21日

機器的進化論

地デジ化により強制的にアナログのテレビはほぼ終了。世間的にはテレビは進化しと受け取られてる。

技術革新とともに新しいものが誕生し、残るものと消え去るものが出てくる。新しいものが誕生しつづけ、人々がそれらを受け入れ購入することで経済は回り、生活も便利になる。と同時に今までに無かったトラブルやあたらしい事故が発生する:パソコンのウィルスや情報セキュリティからツィッター炎上などなど・・・)

電子ブックの登場で紙の本などいらなくなるといわれている。果たしてそうだろうか?紙の本を読むことを多くの人々は生活一部としてとても深く根づかせてて、その根をわざわざ引っこ抜いて電子ブック移し変えることの労力(いくら便利だ、クールだといわれようと。)いとわない人は、いまのところ少数派にとどまっている。また紙の本を読む習慣そのものが今後も長きに渡って世代から世代に伝えていくような気がする。でもなぜそう言えるか客観的根拠はない・・・。

生まれながら電子ブックに慣れ親しむ世代が主流になると、紙の本の運命はそれこそ『神のみぞ知るGOOD ONLY KNOWS.』であると・・・。 

そういえば昔受けた英検面接スピーチの応答で紙の新聞はインターネットの登場でなくなると思うか?と聞かれたことがあった。私の答えはNOだった。理由は"Old habits die hard." といった理由にあまりならない応答だったがうつくしいBritish Englsh を話す女性のExaminerは上品に微笑んでくれた。happy02

さて新しいエネルギーへの転換として、原子力発電はどうなるのだろう?残るか消え去るか?(今年は夏休み補習中の学校にも節電が求められているそうだ。学校は病院などとともに一番後に節電を要請されるべき施設だとおもう。電力会社がもっと先に要請すべきところが街中にはいっぱいあるように思える。eye

追記:雑誌ぴあが休刊するそうだ。総合エンターテイメント情報発信の老舗雑誌。インタ-ネットでエンタ系の情報は簡単に得られるため発売部数が落ちたのが原因であるという・・・・。余り読んだことはないがいつも書店やコンビニにあの独特の表紙を見かけたので、さびしい気がする。ほかの雑誌も生き残るのは大変なんだろうと思う・。sadちなみに雑誌では(newtow/ newsweek/presidentを図書館で良く読んでます。)






  


Posted by いっきゅう  at 22:08Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年07月01日

中古参考書本大人買

いい参考書読むと目からうろこがポロポロ零れ落ちる。その瞬間は実にいい気持ちである。ずっとモヤモヤしてきたことが『ああああ・・そーなんだ。』とわかったとき、なんか目の前の視野がすっきりしたような気もちになる。判りやすい解説というのは上手に教える方法のヒントにもなる、と思う。単に受験専用だけじゃなく、広い意味での参考書が意外と目からウロコ的盲点をついている場合がありますね。

先日天神にオープンしたTSUTAYAのデカイ中古本屋であれやこれやと参考書ばかり大人買いしてきた。今読んでて楽しいのは・・・『ハートで感じる英文法 会話編』 『英語で授業を受けてみる』 『とんでもなく役に立つ数学』 (いっきゅうのいっきゅう文庫になれべてます。)まあ割安だし次回来た時はもうないかも、と思うととついポンポン買ってしまう。

ついでに中古CDsも買っちゃいました。これはあたりはずれがおおかったな・・・。

大当たりは ASHANTI のYOU ALWAYS SEEM TO MAKE ME  という楽曲と出会えてことだ。完全にハマってしまって寝る前や勉強の合間になんどもなんども聴いています。wink
  


Posted by いっきゅう  at 15:15Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年05月20日

想定外を解く。

高校の中間テストは今日で終わりですね・・おつかれっす。新一年生は中学と比べ、授業のペースが速くて課題も多いのにちょっとびっくりしてるようだけど・・・ま、じきに慣れまっせ。

さて中間テスト・期末テストでおもいだすのは一夜漬けです・・・指定された範囲を試験日の当日の早朝までひたすら暗記・・・やらないよりやったほうがいい・・・でも終わったらきれいさっぱり忘れてる、と言う・・・。

受験勉強ってこのパターンの延長といえないこともない。過去問の傾向と対策を徹底的にやり尽くす。で、入試が終わったらきれいさっぱりサヨウナラ・・・。こういう勉強の仕方もたしかに効率的かもしれないけど・・・。(ただそれで通用する大学とそうでない大学があるのも事実である) せっかく勉強するなら、勉強したことが将来役立つようなればいいと思う。もちろん数学のベクトル・指数対数関数・微分積分や英語の分詞構文・関係代名詞を使って仕事をすることはないかもしれないけど・・・大切なのは何を勉強したかではなく、どのように勉強したか、のような気がします・・・。

・・・とこんなことを常日頃考えていたところ、先日えぞっ子で味噌ラーメンもやし盛りを食べながら店の週刊誌を読んでたら、大前研一の興味深いコラムがあった。氏の忘れらない先生としてアメリカの教授で面白いことを思いついたら、即、学生に討議させ・実用化に取り掛からせる。ゼロから自前でなんでも考え・創り出す。非効率に見えるかもしれないけど前例や他の似た事例などあえて無視することで本当のオリジナルなものを自力で作り出す・考え出していく研究スタイル。このやり方に氏は強い影響と感銘を受けたそうだ。さすがアメリカ。パクリで儲けてるアジアの何処かの国々とは違うオリジナルのパワーの源を感じさせる。

なるほど、安易に他の文献や研究、過去の事例を参照するとどうしてもオリジナルのパワーが失われるのだ。それは分からない数学の問題を前にすぐ参考書の答えを見てしまうような勉強法と似ている。受験問題には必ず解答が用意されている。しかし実社会にでればはそんなものを解いてもあまり価値が無い。むしろ答えがあるかわからないものに向かって解決法を見出すことを要求されることが多いしそれこそが価値があると認められるのだ。

福島原発の問題でも、想定外の問題に答えがあるかどうか分からない中で『絶対に乗り換えなければ危機的課題』が山積している。東電には東大出身者はじめ多くにエリートがいるという。彼らは受験勉強でない、答えが用意されてない前代未聞・想定外の課題にどう立ち向かうのだろう・・・。

数学や英語の力を伸ばすコツは分からない問題を前にして答えを見ることを我慢して粘ってみることだ。分からなくて気分がモヤモヤするけれどぎりぎりまで1日2日、いや1週間でもモヤモヤのなかで足掻いてみることだ。この粘りの勉強法が本物の実力になり、さらに将来直面するであろういろんな想定外の問題を解くための演習になるのだと思います。

さてさて、あさっての日曜日はひさしぶりに走ってみよう。ウォークマンにJOGというプレイリストを作った。GOOD MUSIC は最良の伴走者だ。







  


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2011年04月16日

地球を食べる。

此処のところ夕食はサラダ三昧である。先日陸上部の生徒から『すこし運動したらどうっすか?』と私のぽっこりお腹を眺めながら言われたのがきっかけである。運動は時間がなかなかとれないのでそのかわりに食生活改善というわけだ。遅い時間の夕食は炭水化物は止めてサラダを牛や馬のように食べている。

野菜をムシャムシャ食べながら原発被害の福島県産の農産物のことを思う。放射能汚染を恐れて日本・世界中からNO!を突きつけられている。風評被害ともいわれる。実際はどうなんだろう?

信頼できる第三者つまり国際機関(WHOかな?)に野菜の放射線量の客観的データを詳しく日々公表してほしい。(政治家の食べているパフォーマンスのテレビ映像は見ていてムナシクなる。)客観的データの公表はたとえ今は放射能が万一高レベルであったとしても長期的には落ち着いた時の早い信頼回復につながると思うのだが・・・。

ところで、英検の問題文にeat earth という表現があった。

Some people in the world eat earth. Eating earth is good for health because it has a lot of minerals. Eating earth, however, is harmful in some cases.

もちろんこのearthの意味は 地球ではなく土である。でも地球として訳してみると面白い文章になる。世界には地球を食べる人々がいる。地球をたべることは健康に良い。なぜなら地球はたくさんのミネラルを含んでいるからだ。しかしながら地球を食べることは害になる場合もある・・・。

『地球を食べる』という表現で思い出すのが、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』だ。農薬の土壌汚染を訴え企業や政府の圧力と戦い環境問題の重要性を史上初めて人々に認識させたのだ。

安心してものが食べられることを当たり前に思っていたことが、こういう事態のさらされてはじめていかに大切なのことなのか思い知ることになった。環境を保全することは最重要の危機管理なのだと。
  


Posted by いっきゅう  at 13:28Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年04月15日

ロボット開発

『原発事故処理にHONDAのASIMOはつかえないか?』という質問にホンダは『残念ならが無理である』という回答をしたそうである。

まあそれはそうだろう・・・。

でもロボット大国の日本の象徴的存在が『阿波踊りが上手にできるロボットにすぎない』という事実対してこの危機的状況を前にすれば苛立ちに似た気持ちを覚えるのは私だけじゃないと思う。もちろんこの気持ちはまったくのお門違いで八つ当たり的なのは重々承知している。ASIMOは災害用ロボとは開発のコンセプトがまったく違うし、一民間企業の開発に文句つけてもしようがない・・・。

そう、問題なのはAISIMOに原発事故処理能力がないことでなく、ロボット大国・であるはずの日本にそういうものが無く、運用しようという発想さえなかったという事実だ。

この機にホンダはじめ他の日本の企業・研究機関も原発災害対策ロボ開発とその運用の実用化に力を入れてほしい。(政府もバックアップすべきだ。)人型あるいは二足歩行にこだわるより(ガンダムはあっち側の世界のロボットなのだ。)正確にリモートコントロールできる人間の手先の機能性や高解像度のセンサー備え、長時間働きつづけることが出来、高濃度の放射線に耐える耐久性のあるロボットを作ってほしいと思う。日本こそをこれをやるべきだと思うし、この分野でも世界最高のものが作れるはずだ。



  


Posted by いっきゅう  at 18:22Comments(0)塾長のひとりごと。

2011年02月19日

アンパンと仮定法と虚数。

先日スーパーのパン屋でアンパンに手を伸ばそうとしたとき『オイオイちょっとまて。』という心の声がした。なぜアンパンなのか?なぜジャムパンじゃなくてアンパンなのか?そう思うとジャムパンの方が良いような気がしてきた・・・。

いやいや問題はなぜそのときアンパンに決定しようとしたことだ。なぜ、カレーパンやメロンパンやクリームパン・・・さらに言えばおかかオニギリや納豆巻き寿司やお稲荷さんでなくてなぜアンパンなのだろうか・・・。みなそれぞれおなじくらい好きなものなのに。確率としては行動心理学的に統計にとって数値化はできるだろう・・・でもあくまでそれは近似値にすぎない。でもアンパンを取った瞬間ほかの可能性が消えアンパンが必然となってしまう。ジャムパン達の可能世界はどこに行ってしまうのだろう・・・?

現実の裏側の世界:英語ではそのことを仮定法(ifなど)で表現される。日本語にも(英語ほどはっきりではないが)そういう機能はあるし、考え方として普通にある。たぶんどの言語でも仮定法のようなものはあると思う。また数学では裏側の世界は想像の数i-number つまり高校数学ⅱで習う虚数であらわされるだろう。

もし仮定法という考え方がなかったらどんな窮屈な生活になるだろう。仮に仮定法禁止法などがあったら・・・と考えただけで頭が変になりそうになる。数学に虚数がなかったら、つまり実数のみだったら20世紀の科学の発展(量子力学や宇宙科学)はなかったといわれる。『他でもないこの実世界』はそういう仮定法=虚数世界に支えられているのかもしれない・・・。

結局、その日はジャムパン達をあきらめアンパンを買うことにした。
  


Posted by いっきゅう  at 10:25Comments(0)塾長のひとりごと。

2010年09月09日

事務処理フォビア

~phobiaフォビア/ ~恐怖症

acrophobia:高所恐怖症 claustrophobia:閉所恐怖症 

私はきっとpaperwork-phobiaだ。

事務処理が苦手だ。サバケない。

向いていません・・・。

事務処理たまればたまるほど逃げ出したくなる・・・
(逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・)crying

そいうわけで税理士事務所の担当の方にはいつも迷惑かけている。

もし、私が税理士事務所に入ったら3日でクビか

イヤその前に逃げ出してしまうかな・・・。shock
  


Posted by いっきゅう  at 17:25Comments(0)塾長のひとりごと。

2010年09月02日

プロクラスティネーターの暑い夏。

Procrastinator:やるべきことをグズグズと後回しにするひと。

例えば、夏休みの課題を最後の最後までためこんでいるひと・・・。(残り2日で全部ヤッテしまう中学生もいるんですよね。この集中力はすごいといえばすごいのだけど・・・coldsweats01

私も夏休み期間は授業優先で諸々の事柄など全部、『とりあえず夏休み後にしよう!』と決め込んでいましたので、今その処理にせっせと追われています。

『何事も優先順位があって、重要なことからやって少々他のことは後まわしにしていいのだ。』とか 『後で、面倒なものは一気に済ませるのが効率的である。』とか言ってましたが、もう逃れられません。wobbly

実際はメンドウなことは後回しにしたいだけ・・・というのが真相だったかもしれません。やっぱネ・・・。signaler
  


Posted by いっきゅう  at 18:39Comments(0)塾長のひとりごと。

2010年05月17日

嘘をつかない練習。

英語に”Honesty is the best policy.” 『正直は最善の策』という言葉がある一方、”White lies” 『嘘も方便』という言い方もある。これは『自分の利益というより、他人・公共の利益のことを優先して言う嘘のこと。』と言えるのではないだろうか。

たとえば、
・もらったネクタイのプレゼントの柄が、着用するのに困ってしまうようなケバケバシイ豹柄であっても、気に入っと言うこと。
・知人から見たくも無い映画を誘われたら、無いはずの用事をでっちあげること。
・つらいことがあってほんとうは泣きたいのに、周りを心配させないように、嘘をついて強がること。
・警察が行うおとり捜査。等々。

これらの嘘は一般的には正当化されるだろう・・・。

哲学者・エマニュエル・カントによれば、しかしながら、理由はどうであれ、嘘はいけないのだ。なぜとなら、普遍的倫理規範に例外は認められらないから。と昨日の『白熱ハーバード教室』のサンデル教授は話した。

そして教授は学生に問うた。『では、もし、悪い奴らに追われているあなたの友人を家にかくまっているとする。そして奴らがあなたの家を突き止める。”彼はここにいない”と彼らに嘘をつくのはどうなのか?カントはこの問いにどう答えるだろうか?

『やはり、嘘はいけない。』と言うだろう。ただ、うまい言い逃れをすることは、(相手が勝手に、友人はそこの家にいないと誤解させるように言う。)認められるのだ。カントが重要視するのは、結果ではなく過程つまり、嘘をつかない努力、正直であること、という倫理に敬意を払っている姿勢・動機がそこにあるかどうか、だと。 

これをもうすこし一般化すれば、『White lies= 嘘も方便』を一旦、認めてしまうと、『嘘はしょうがないこともある。あるいは嘘は良いことだと、堂々と嘘をつく。いや、嘘を言う自覚さえも無く、言ってないことを言ったと信じ込む、あるいはその逆・・。』という真っ赤な嘘になりうるのだ。と言っているのではないか。時と場合によっては『しどろもどろの言い訳』の方が、嘘でない以上、少なくともカント的に言えば倫理的であると言える、のだが・・・。こうなると、いろんな場面に遭遇したとき、上手に嘘をつかない練習が必要になる。


私は『嘘をつく、つかない』以上に問題にされるべきことは、それが嘘かどうかであること、言い換えれば嘘をどう定義づけるかの方でないのかと思う。悪徳商売やごくごくふつうの政治家さえもが良く使うテクニックが、拡大解釈である。あの時、私が言ったことは、そういう意味でなく、こういう意味なのだと。後になって自分の都合のいいように作り変えることだ。『詭弁』と『嘘』をカントはどう捉てるだろうか?という疑問は残った。(これは後の講義に触れられるジョンロールズの『契約』の正当性という概念につながるのかな?)
  


Posted by いっきゅう  at 14:02Comments(0)塾長のひとりごと。